2017年1月19日　塗装ビジネス研究会の例会開催！

第一講座：競合分析から集客の基盤を作る

第一講座は競合分析から集客の基盤を作るという事で講演させていただきました。

現在の外壁塗装業界は競合が激化し始めており、各社ともさまざまな集客手法を活用しています。

中には外壁塗装専門ＷＥＢ集客、外壁塗装専門チラシ集客、外壁塗装専門ショールーム集客を行なっており、さらにポータルサイト集客、近隣営業集客、郵便局相談会集客イベント、塗装勉強会集客イベント、を行なわれているという事が分かりました。

競合他社が行っていることは各社ともに行なうこととしながらも、他社が行なっていないことを行なうと差別化集客になりますので、それを徹底していくという事をご提案させていただきました。

また最新の外壁塗装専門ＷＥＢで集客している事例をご紹介し、なぜＷＥＢで集客で、顧客1件獲得コスト1万円で集客出来ているのかという事を、地方商圏と都市型商圏に分けてご紹介いたしました。

第二講座：自社分析会、チラシ交換会の発表と対策

自社分析会においては、現在行っている外壁塗装集客の取り組みとその反響率、反響数をお聞きし、それぞれの集客のポイントについて整理させていただきました。多くの会社様が外壁塗装専門チラシはもちろんの事、外壁塗装専門ショールーム出店、外壁塗装専門ＷＥＢを行ない始めており、各社の取り組み状況が伺えました。

第三講座：まとめ講座

経営方針発表会について船井総合研究所の井手の方より、事例を交えてご説明させていただきました。

「やり切る」、「耐え切る」、「覚悟を決める」が成功する企業の条件という事でした。

ある愛知県名古屋市の会社では、誰もが知る有名ホテルのホールを借りて、社員だけでなく協力会社や取引金融機関も招待し100人規模で盛大に行います。
当日の式次第も１分単位で決めています。
だから手を抜けないし気も抜けないのです。

実はこのような発表会を行うことはプロジェクトを開始して間もない段階で決めていました。
そこから逆算してスケジューリングし進めてきた。つまり、「やらざるを得ない状況」をつくったのです。

経営理念や事業計画の作り込みは、「重要だが、緊急性の低い仕事」。盛大な発表会という「機会」をつくり、日常業務に忙殺される自分を無理やりにでも「変える」ことが、その遂行のカギとなるのです。

その事業計画発表会ですが、見事大成功に終わりました。

初めてとは思えないクオリティ。懇親会の後、満足げに帰っていく来賓を達成感に満ちた表情で見送る社員たち。その姿を見て、黒子の私も涙が出そうになりました。

緻密な準備と実行力。しかし、この会社の本当の凄さは別のところにあります。
それは「100人規模で開催する」と決めたら本当に100人集めてしまう「やりきる力」です。

振り返れば、社長だけでなく登壇した社員全員が、強烈な緊張感の中、堂々とプレゼンをこなしていました。それは「やるだけのことはやった」という自信と、忙しい中出席してくれた来賓への感謝の気持ちからでしょう。

本日のテーマは「やり切る」、「耐え切る」、「覚悟を決める」でした。誠にありがとうございました。