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足場レンタル事業における盗難リスクについて
船井総研足場レンタルメルマガをご覧頂きありがとうございます!
早いもので年始から1か月ほど経ちましたが、
皆様の経営はいかがでしょうか?
ぜひ、今年の経営もよいものにしていただければと思います。
足場レンタル事業における盗難リスクにおいて
さて、本日は
「足場レンタル事業における盗難リスクにおいて」
というテーマでお話させて頂ければと思います。
新規で足場レンタル事業に取り組みたい!
という船井総研にご相談いただく経営者様は、
ほとんどの方がご質問される内容です。
やはり、レンタルと足場の盗難リスクは切っても切り離せないものです。
まず、ここで語弊のないようはっきり申し上げておきます。
どれだけ自社のビジネスモデルを磨き上げようとも、
足場資材の盗難リスクを0にすることはできません。
他にも、盗難だけではなくレンタル代の支払いができなくなるというリスクもあります。
また、貸出先が悪意を持って盗難を行わずとも、
滅失が起こることは多くあります。
しかし、だからといって対策を行わなくていいわけではありません。
発生し得るリスクや滅失を0に近づけていくための取り組みはマストです。
その中でも、代表的な取り組みを2つほど挙げさせて頂ければと思います。
盗難・滅失・債権発生リスクを下げるための2つの取り組み事例
ここからは、船井総研のクライアントの事例を用いながら、
2つほど挙げさせて頂ければと思います。
①一番最初の契約時に文言を明確に記載する
よく船井総研でも「レンタル基本契約書」などと銘打ち、
一番最初の取引先とは必ず契約書を結ぶよう推奨しています。
その中に、多くの場合
「レンタル商品の保管又は使用等に関連して第三者に損害を与えた場合は乙が損害を賠
償することとする」
のような文言を記載しています。
万が一資材の滅失が発生した場合や、
資材が盗難されたときのために契約書に明記しておく必要があります。
②要フォロー先企業には月一の訪問
レンタル代金の回収・管理がずさんな貸出先は、
他よりも滅失リスクも高く、債権になってしまう可能性が高いです。
そういう貸出先には、月一でフォロー訪問を行います。
・現在貸し出した足場はどこの現場で稼働しているのか
・直近のキャッシュフローに問題はないか
・その他お困りごとやトラブルはないか
を確認します。
もちろん全貸出先でそれを行うことは難しいので、
リスクのある2~3割くらいの貸出先に行うことが多いです。
ここまでお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ぜひ、皆様の足場レンタル事業のお役に立てて頂ければと思います。
次回のメルマガもお楽しみに!