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解体業界のWEBマーケティング戦略part①
いつも解体メルマガをお読みいただきましてありがとうございます。
こんにちは。船井総合研究所の山本です。
本日は「解体業界のWEBマーケティング戦略part①」というテーマでお話させていただきます。
現在『企業からの下請け工事に依存をしている』や『利益が残らない』といったお悩みを抱えられている経営者の方はいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方に参入をお勧めしたいのが戸建て住宅の解体案件をWEBで集客していくということです。
「解体事業をさらに伸ばしたい」という方はぜひ最後までご覧ください。
新聞折込のチラシやポスティングチラシ、フリーペーパー、野立て看板など集客の媒体は様々ありますが、現在主流の媒体は間違いなく「WEBサイト」になります。特に解体工事業界においては、全体の約70%がWEBサイトからのお問い合わせになります。
こうした業界背景から、ホームページを作成している会社様は多くいらっしゃいますが、
「ホームページを作ってみたけど反響がない…」
というお悩みを抱えられていないでしょうか。
お問い合わせが来ないホームページの特徴として下記があげられますが、結論からお伝えすると「ホームページがそもそも見られていない」という場合がほとんどです。
・ホームページが月間どれくらい見られているかを把握していない。
・ホームページがスマホ対応になっていない。
・ホームページ内に社長や社員の顔が出ていない。
・ホームページに金額の記載がない。
一般のお客様が解体工事業者を調べる際には「解体工事 ○○市」のように「解体工事」と「地域名」をセットで検索をします。ホームページが見られていないというのは、お客様が検索したタイミングで自社のホームページが表示されていないということになります。
それではホームページが見られるようになるためにはどのようにしたらいいのでしょうか。
その答えは検索アルゴリズムを把握し、それに合わせたホームページ作り&分析が必要になります。
①検索アルゴリズムの仕組み
②反響のでるホームページの作り方
の2つに構成を分けて解説いたします。
①検索アルゴリズムの仕組み
現在の検索アルゴリズムは「調べたキーワードに対して一番有益な情報を持っているサイトを上位に表示する」という仕組みが組まれています。特に最新情報を更新をしているホームページや、ユーザーが使いやすいサイト設計にしているホームページが評価される傾向にあります。
そこで皆様にしていただきたいことは「ブログの更新」と「ホームページ設計の見直し」です。
1つ目のブログの更新については、解体工事に関する内容について執筆をしてきます。テーマは「解体業者を探しているユーザーが欲しい情報」です。例えば解体工事の費用や相場、業者の選び方、アスベストについてなどです。「一度更新して終わり」ではなく、定期的に更新がされていることが上位表示されるポイントです。
2つ目のホームページ設計の見直しについては、「ユーザーが使いやすいかどうか」という視点をもって改善案を考えていきます。多くの会社様のホームページは、70%~80%がスマートフォンからの流入になります。その為、PC版対応のみのホームページでは、スマートフォンで表示された際に画面の文字が小さくなってしまい、せっかく見てくれたユーザーもホームページから出て行ってしまいます。また、スマートフォン対応のホームページの場合でも、「文字ばかりで読みにくい」や「フリー素材の画像ばかりで情報が少ない」といった場合には、改善が必要になります。
②反響のでるホームページの作り方
反響のでるホームページは「ページの分析」が必要になります。結論からお伝えしますと「ホームページは作って終わりではない」ということです。
例えば、過去にホームページでお問い合わせしてきた人は「施工事例」のページを多く見ているという傾向が、分析で判明したと仮定すると、多くの人に「施工事例」を見てもらいやすいホームページに作り直した方が、成果が出やすくなるのは容易に想像できるかと思います。
このようにホームページを数値分析することによって、より精度の高いホームページにバージョンアップをしてきます。使用する分析ツールは無料で使用が可能な「Googleアナリティクス」やマイクロソフトオフィス社の「Clarity」がおすすめになります。