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コロナ時における不動産業界の市況は?

いつも当サイトの記事をお読みいただきありがとうございます。
 弊社お付き合い先の経営者様より
「コロナがまた戻ってきましたが、コロナ時の不動産業界の市況を教えてください」
という問い合わせを最近いただくことが増えてきました。
コロナの状況下においては、その時々での報道(◎◎県で初めて感染が確認されました!等)ないし
1日当たりの感染者数速報によって、日々の問い合わせ数や物件案内数に大きく影響を与えることかと思います。
このように先の読めない状況にあたって、ここ数か月の傾向を振り返ってみましょう。
下記、近畿REINSによるマンスリーレポートにて提供されているデータによると、
※出典: 近畿圏不動産市場動向 マンスリーレポート
http://www.kinkireins.or.jp/monthlyreport/monthlyreport.html
マンスリーレポート ダイジェスト 7月PDFver.
http://www.kinkireins.or.jp/monthlyreport/digest/202007.pdf
①物件の新規登録数はコロナ関係なく、平常月とほぼ同水準で推移している。
②成約登録件数・成約㎡単価は、4月5月(コロナ渦第一波時)に大きく減少したものの、6月で急回復している。
という傾向にあり、売りは市況に大きく変化なし。
買いは自粛期間月に成約数が減少するものの、自粛解除後は平常時の水準に戻る。
といえるでしょう。
近畿圏の各都道府県の、成約数減少タイミングを見ると、ちょうど各都道府県でのコロナ増加報道と連動する傾向にありそうです。
不動産営業においては、オンライン面談対応の企業も増えてきましたが、
やはり対面・物件実案内での関わりがないと成約に至らないケースが多いのではないでしょうか。
今後のコロナ発症数の増減については予測ができませんが、
少なくとも現時点で読み取れる傾向として、自粛ムードがない状況では、不動産市場は正常に動く傾向にある。
と言えそうです。(もちろん、6月は「自粛後の反動で急増している 」 という要素もあります)
船井総合研究所 中古+リフォームビジネス部門では、
リフォーム会社様や建築会社様を中心に、
不動産業界への新規参入のサポートに特化したコンサルティングを行っています。
コロナ時においては不動産業界も影響を受けましたが、弊社のお付き合い先も6月以降業績も平常時に戻り、
不動産業界は、コロナの影響も比較的受けづらい業界といえるでしょう。
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