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【生産性アップ!】営業兼施工管理を短期間で育成する3つの方法
塗装メルマガ読者の皆様
こんにちは。
船井総合研究所の中屋です。
いつもメルマガをご購読して頂きまして誠にありがとうございます!
「営業は少し慣れてきたけど施工管理が難しい」
「売り上げは少し上がったけど、施工のクレームが増える」
「施工管理を一から教えていく方法がわからない。」
「職人の手配から工期の管理がうまくいかない」
経営者様からこのような相談を受けることがあります。
住宅塗装の営業は、営業に慣れてきた時に施工管理のカベにぶち当たります。
特に女性の営業は、施工管理で悩むことが多いです。
そこで今回は、半年で施工管理を行いながら月間700万円を達成された営業の事例と会社様を事例に紹介していきたいと思います。
事例会社様は実際に、長崎県諫早市の田中塗装様は住宅塗装に参入して1年で1.2億円までのばし、全体の売り上げを2.4億円まで伸ばすことができました。
その事例を基に、お伝えさせていただきます。
「営業は少し慣れてきたけど施工管理が難しい」
「売り上げは少し上がったけど、施工のクレームが増える」
「施工管理を一から教えていく方法がわからない。」
「職人の手配から工期の管理がうまくいかない」
上記のようなお悩みをお持ちの方はおられませんか?
住宅塗装の営業は、営業兼施工管理を行う方が多いと思います。
しかし、営業はやり方を教えて短期間に成長してくれるのにも関わらず、施工管理はなかなか覚えるのが大変です。理由は経験が不足しているので対処の方法がわからないのです。
では実際に、短期間で施工管理を育てた田中塗装様が行った3つのポイントをお伝えします。
①施工管理のフローを作る。
施工管理をしていると時間が足りないという人が多いです。その原因は失念していることがあり、クレーム処理、リカバリーをする時間を取られてしまうことが大きな原因です。
それを解決するためには、施工管理のフローを作り、失念が無いように仕組にしてあげることです。
例えば、田中塗装様では、塗料の手配と近隣あいさつをセットにしており、近隣あいさつができた段階でチェックする機能が社内であり、それができた段階で塗料が発注できるようにしております。
営業は、近隣あいさつを忘れないためにカレンダーへ記入をしておき、全員で共有するようにして、あとは日報で管理します。
また現場に多く行く営業はいませんか?
これもしっかりとフローを作っており、現場にはイレギュラーでない限り、4回訪問すると規定しております。足場立ち合い、養生時、下地処理、完工チェック、と決めております。
もちろんイレギュラーなケースで多く行くこともありますが、少なくとも基準を作れば訪問回数が多いとチェックできるようにしています。
②職人のルールブックを作る
施工管理で大切なことは、職人とのコミュニケーションです。これがうまくいかないと多くの時間をかけないといけません。
特に基本仕様については、1回1回説明していると時間がかかります。そこで現場のルールを決めてマニュアル化することが重要です。
そうすると、現場に行かなくてもまずは、そのマニュアルを読んで解決してくれることがあります。
それだけで、電話が1本減ることになります。
例えば、下地処理のやり方をマニュアル化しておけば、それを見ながら下地処理を適切な工法で行ってくれます。
これにより、間違ったことは行わない、もしくはトラブルの解決になります。
③職人会でクレームを共有する
ルールブックは、職人へ渡して、それで終わりではないです。
これをしっかりと浸透させるために、職人会を行います。職人会とは、3か月に1回集まってもらい今後の方針とクレームの共有をする時間を取ってもらいます。職人が多いと小さな公民館などを借りて行うケースが多いです。
そうすると、クレームを共有できて他の班は同じクレームを起こさないです。
そうすると営業に余計な負担が掛からず施工管理がずっと楽になります。
この3つのことを徹底されているのが、田中塗装様です。
これにより、施工管理は未経験者でも簡単に行うことができて、大きなクレームを起こさずに進められます。
大切なことは、施工管理を育成するためにはその仕組みを会社が作って上げることであり、経営者様が自ら準備してください。
多くの会社で失敗する事例は、営業などにこれの内容を伝えてとりあえず作ってほしいと丸投げするケースは失敗します。
〈最後に〉
田中塗装様は施工の問題もクリアされており、それをマニュアル化しております。
詳しくは下記のURLから特別レポートを出しております。詳しくは下記のバナーをアップまたはクリックして拝見してください。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/059470#_ga=2.21353723.1918745482.1586398057-1085456763.1586398057
来週木曜日もお楽しみに!