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2020年2月10日
2020年2月度 中古+リフォームビジネス研究会
2020年2月10日
開催日:2020年2月10日
開催場所:弊社丸の内オフィス
2月10日に「2020年2月度 中古+リフォームビジネス研究会」が開催されました。
今回の例会では名の方々にご参加いただきました。
お集まりいただきました皆様、誠にありがとうございました。
講座のテーマといたしましては、
●第一講座:「東北地域1番店の4店舗取り組みを”徹底比較”!!成功店舗の取り組みを大公開」
●第二講座:「2ヶ月で粗利1,900万円を達成した不動産営業がリフォーム生産性をあげる為に実施している重要ポイント」
「月間請負3,000万円リフォームを工務担当1名で運営する方法」
●第三講座:「店舗粗利1,000万円/月&工務生産性UPの為に明日から実施する事」
の三部構成で開催されました。
その内容を抜粋してをポイントを解説致します。
東北地域1番店の4店舗取り組みを”徹底比較”!!成功店舗の取り組みとは?
第1講座は「東北地域1番店の4店舗取り組みを”徹底比較”!!成功店舗の取り組み」と題しまして、
株式会社 オノヤ 店長 善方様
にご講演いただきました。
泉店、宮城野店、福島店、郡山店4店舗を比較し、郡山店が成功につながった一番の要因は初回接客時にリフォームの予算を約1000万確保したことです。
初回接客時のポイント時は下記3つになります。
①来店⇒初回接客に店長(営業力のある営業社員)が対応する
②施工事例の紹介⇒施工事例の紹介時に過去のお客様がどういった経緯でリフォームを購入したかを紹介する
③資金計画⇒資金計画の際に1000万円のリフォームを必ず提案することを徹底する
また実際に利用された方のOB客アンケートをもとに、お客様の声や施工事例集ストーリー仕立てで紹介し、リフォーム訴求の際のイメージ付け資料として活用しています。
郡山店成功のポイントのまとめとしましては下記4点になります。
①営業力のある営業社員による初回接客の対応
②ストーリー施工事例によるリノベーション啓蒙
③提案物件の振替にまで踏み込んだ案件フォロー
④売る商品は、中古仲介+リフォームという意識の徹底
一番重要なポイントは初回接客の強化で、予算取りのルールを決めて店舗でやり切ることが必要です。
リフォーム生産性をあげる為に実施している重要ポイントとは?
第2講座前半は
「2ヶ月で粗利1,900万円を達成した不動産営業がリフォーム生産性をあげる為に実施している重要ポイント」
と題しまして、
株式会社いとう建匠 大江周平様にご講演いただきました。
いとう建匠様の生産性を上げるために実施している予算取りのフローは下記3ステップです。
①リフォームパックでの大枠の予算取り
②価格帯ごとの施工事例の紹介
③詳しいリフォーム知識による安心訴求
いとう建匠様のスマモル成功の重要なポイントは
・売買契約と請負契約の見積もりのスピードUPとそのための現場チェックのルール化です。
そのために実施している事項は下記になります。
①図面(パンフレット)の事前入手
②現場のチェック項目のルール化
③工務が確認したい場所の写真の撮影
④現場調査の報告手法
上記4つの動きを実施し、見積もりのスピードアップを達成し生産性の向上につながりました。
月間請負3,000万円リフォームを工務担当1名で運営する方法とは?
第2講座後半は
「月間請負3,000万円リフォームを工務担当1名で運営する方法」
と題しまして、
株式会社アクティブエナジー 豊川周平様にご講演いただきました、
アクティブエナジ―様の月間請負3000万を1名で運用するポイントの大枠は
①社内受注体制の構築
②発注側のヌケ・モレを防止
③業者側のヌケ・モレを防止
④業務効率化で現場訪問の回数を削減
上記4つになります。
①社内受注体制では、協力施工業者の開拓や粗利率と管理負荷のバランスを考えた最適な分離発注に取り組んでいます。
②発注側のヌケ・モレを防止では、発注進捗管理を手書きで行うことが重要です。
③業者側のヌケ・モレを防止では、解体後打ち合わせを実施し、解体後の工事内容を施工業者がプレゼンするようにしたことで
工務の現場訪問数を減少させています。
④業務効率化では、着工前打ち合わせを実施し、細かい注文は工務を通さずとも行えるようにしています
工務担当が1名で運用するためには、現場訪問回数を減らし、業務を効率化することが重要です。
店舗粗利1,000万円/月&工務生産性UPの為に明日から実施する事とは?
第3講座は
「店舗粗利1,000万円/月&工務生産性UPの為に明日から実施する事」
と題しまして、
船井総研 コンサルタントよりお話いたしました。
明日から実施すべき内容としては
第1講座では
・初回接客でのリフォーム予算取りの強化をすること
第2講座では
・現場チェック項目のルール化をすること
Lチェック項目の写真を工務に渡すこと
・専任の工務担当を配置すること
・協力会社を開拓すること
上記がポイントになってきます。
今後は今回のアナログな方法を含めIT導入など、工務の生産性の向上が求められます