/* */ 2012年11月22日開催 先進企業視察&セミナー | 船井総合研究所(船井総研) 住宅不動産専門コンサルティングサイト

2012年11月22日開催 先進企業視察&セミナー



2012年11月22日に、第5回「先進企業視察セミナー」を開催いたしました。

第1回は三好不動産様、第2回は東郊住宅社様、第3回は三福管理センター様、第4回は大和不動産様...

そして今回第5回に、広島のプランニングサプライ様に視察ツアーとして、ご訪問させていただきました。

毎年たくさんの方にご参加いただき、多くのご満足の声をいただきますが、今年も多くの方から、すぐに反響の声をいただくことができました。
プランニングサプライ様は、昨対120~130%成長を続けており、大学生集客に関しては、恐らく「日本一」と言えるほどの会社なのではないのかと思います。

そういった戦略的取り組み、数字的実績も非常に大事なのですが、今回の視察ツアーのキーワードは、「社員がワクワクして仕事をする」「心が人を動かす」「多くの人を巻き込む」・・・などが重要キーワードだったかなと思います。

自ら考え、実行する社員育成の仕組み作り、同時に、仕組みだけでは決して作ることのできない「信頼関係」がたくさんの社員さんを動かし、オーナーさんまでも動かし、そしてそれが入居者にも伝わり、というサイクルが生まれているのだと思います。そしてそれが戦略に繋がり、数字に表れているんだと感じます。

関わる方皆さんがイキイキしている。

私たちコンサルタントは、「心が大事です」なんて理念的な話しのみでは仕事になりませんので、マーケティング面での話しが多くなりますが、今回ばかりは、「心の大事さ」というものを強く痛感した視察でした。

【第一講座】人づくりからの復活!心が人を動かす経営

創業期の取り組み
◆創業期 不動産業界の実態

社会的地位が低い
世間からのイメージは最悪。知り合いからは「なぜそんな業界に?」との声も・・・

様々な人が横行している
堅気の人との繋がりも頻繁に・・・

業界の「地位向上」を使命感として取り組みを始める

様々な方(全管協)との出会い・・情報、利益、助け合い、様々なものをもたらしてくれた。
業界への恩返しとして、より身近な存在としての、地域密着型企業のモデルとなるような会社作りをしていきたい・・・

第二創業期へ
◆家業から企業へ

一企業として会社を捉え、経営計画は5年で売上倍増&所得倍増そのためには組織作り、人づくりに勤しむ

【まとめ講座】社員がワクワクして仕事をするフィールドづくり

顧客から顧客層へのマーケティング
◆多様化した顧客層へ

目標を達成しようとするとき、さまざまな壁がたちはだかります。
時間がない、スキルや経験がない、協力者がいない、また自分の仕事のことで手いっぱいで他の人のことなど構っていられない。
理想の仕事の進め方、環境を言うことは簡単です。でも理想論であって、現実の実務で起きている問題解決にはなりません。良くない現状を評論したり、言い訳しても何も変わりません。
それらに、たった一人で立ち向かうのは、どんなに優秀な人でも限界があります。
一人の力より大きなもの
それは、チームの力。
個人プレーより、チームプレーへ
みんなで力を合わせて壁を越える時代
必要なのは、「チームで仕事をする」という発想です。
仕事をするということは「実行力」。周りを巻き込んで「チームで考え実行する」という発想。

チームで仕事をするとは
◆中間管理職から中心管理職へ

①上と下の板ばさみになるのではなく、自分が円の中心になって他人の力を上手に活用する
②いかに周りを巻き込み、自主性をもって動いてもらうか
③誰もが当事者意識を持てた瞬間に「自分の仕事」になる

チームで仕事をするためには
◆データベースづくり

①情報を共有、伝える、翻訳する仕組みをつくる⇒年度計画、日々のPDCA、先進企業訪問
②情報(データベース)を作り、共有する仕組み(見える化)をつくる(日報・朝礼・会議体・PDCA)→現状を知ることがスタート
③データベースを活用して、全員で「いつまでに」「誰が」「何をするか」を共有したり、その業務や効果を把握する
 ことで、メンバー一人一人の目標達成や自己実現をサポート
④人間関係や信頼関係が表面的なものでは、継続的な成果は出せない
⑤困っているときに手を差しのべられるか→協力者を一人一人つくる
⑥そのためにはリーダーの率先垂範
⑦自分一人で完結できない仕事の種類は前始末、その段取りが決まっていれば自分の判断で動くことができる
⑧メンバーと一緒に考え、相手に成長のきっかけを作りながら、自分も一緒に成長する。壁から逃げずに立ち向かうことで、はじめて問題解決の糸口がみえて、現場でPDCAサイクルがまわりだす
⑨チームで仕事をする喜びを体験→壁を乗り越えていく

社員がワクワクして仕事をするフィールド=人が育つ組織づくりとは

メンバーの成績を緻密に管理することでも、細かく指示を出してコマのように動かすことでもなく、情報を見える化して周りを巻き込みながら、チームとして、組織として成果をだしていくという発想です。
今は情報化社会、成熟市場・・・クレームや顧客の進化、そして価値観の多様化への適応法の一つ
新人が育つ組織へ
より良いサービスを企画・開発して成長できる環境づくりへ

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