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ご存じですか?「公共工事」と「住宅塗装」はここが違う!
みなさまこんにちは。
「なぜ公共工事の塗装は、いつもこんなに手間がかかるんだ?」
日々、地域の暮らしを支える公共工事。しっかり決められている基準は、時に「なぜ、そこまで?」と頭を悩ませる種かもしれません。
特に、一見似ている「公共工事の塗装」と「一般の住宅塗装」では、求められる品質や進め方に根本的な違いがあることをご存知でしょうか?
ポイントは大きく2点あります。
1. 発注者も”プロ”である:
専門知識を持つ発注者の要求水準は高く、甘えは一切許されません。
2. 「標準仕様書」が持つ、重すぎる意味:
住宅塗装とは異なり、公共工事の仕様書は、ただの「目安」ではない。それは絶対的な達成基準であり、その解釈と実行の重さが、私たちの現場の負担を増やしています。
必ず達成すべき基準が設けられているのが公共工事です。
公共工事は、専門的な知識が必要!?
公共工事と住宅塗装工事の最も大きな違いは、「誰が発注するか」と「何を基準にするか」という点に集約されます。
公共工事(国・自治体など)
発注者側の専門性【有り】
⇒専門的な知識を持つ技術者が発注側にいるため、仕様書を理解し、厳格な検査が実施される。
住宅塗装工事(一般消費者)
発注者側の専門性【無し】
⇒専門知識を持たない一般消費者が発注者のため、品質や適正価格の判断が難しい。
このように税金をしている事業であるからこそ、発注者側も、品質確保のための管理体制と検査基準といった専門性を有しています。
「標準仕様書」の重みを理解しましょう。
公共工事では、発注者と施工者が共通の専門知識を持つ事になりますが、標準仕様書というルールの下で工事を進める必要があります。
標準仕様書では
工事品質を確保するために、様々な工事に携わる人の役割と手続きが定められています。
標準仕様書の扱い
住宅塗装工事では【個別対応】
⇒業者の独自の基準や提案に依存することが多く、標準仕様書は公共工事ほど厳格に適用されることはない。
公共工事(国・自治体など)の【共通言語】
⇒公共工事に必要な品質確保のための「共通言語」「法的基準」として機能し、厳格な順守が必須。
このように、公共工事は一般工事とは異なるルール「標準仕様書」が存在しており、改定も3年ごとに行われるため、継続的なアップデートが必要になります。
そんな公平な価格・技術勝負だからこそ、公共工事に乗り込んでいる塗装会社様は多く、
ある塗装会社様は、参入してわずか半年で3,000万円の受注を達成しています!
今回、わずか半年で成果の出ている事例企業様にご登壇頂き、リアルタイムな取り組みや成果の出るポイントをお話しいただきます。
公共工事ですぐに成果を出していくための事例をご紹介します!
今回、船井総研では、株式会社アークス様のご協力 をいただき、
ゲストセミナーを開催いたします。
【プログラム】
第1部:2025年公共工事のトレンド大予想
第2部:初年度で塗装・防水案件が受注できた理由
第3部:塗装・防水会社が公共工事に参入するポイント
第4部:本日のセミナーを落とし込むための具体的な方法をご紹介
【開催概要】
日時: 12月3日(水) 14:00~17:00
会場: 東京会場(TKP東京駅カンファレンスセンター)
塗装・防水業を営む経営者様には、ぜひ本セミナーを通じて公共工事への取り組みを前進させていただければと思います。
※ゲスト企業様と競合関係にあたる会社様の場合、ご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。











