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【必見!最新時流】塗装業務改善DX

こんにちは。

いつも塗装ビジネスメルマガを
ご拝読いただきまして誠にありがとうございます!

先日とあるお付き合い先から
「昨年対比で業績は伸びているが、
粗利率は向上できてないため改善できないか」
というご相談をいただきました。

様々質問し深堀をしていくと、
粗利率を下げていると考えられる要因が
浮き彫りになってきました。

・粗利管理、完工状況はホワイトボードで管理しており、成約金額では粗利が確保できていても、完工粗利で利益が出ていない
・基本的に社内・社外のやり取りはFAXや電話で行っているが時間もかかり、ミスも多い
・お客様への見積書などの提出書類は会社のパソコンで一つ一つ日付や数値を修正して作成しているため、時間がかかっている
・システムを導入しているが、システム間の連携がとれておらず、同じ内容を2重で入力しているため手間がかかっている
・システムの導入を検討しているが、製作&導入に半年以上かかるといわれなかなかシステム導入が進まない

といったものです。要は、
① アナログでの数値管理
② システムの併用による2重入力による非効率業務
の2点です。

本来であれば営業は利益を生み出す商談などの
営業活動に時間を割くことで成果が最大化されますが、
実際には事務的な業務に追われてしまっていたのです。

塗装業界には、未だにアナログ管理や
数多くのシステムの併用が多く見られます。
デジタルツールの活用が進んでいない
会社様も多いのではないでしょうか。

本日はそんな会社様に知ってほしい
DXに取り組むうえでのポイントと最新事例についてお伝えします。

まずDXに企業が取り組んでいく上で、
最も大切なことはシステムを構築・導入するプロセスです。

システム導入には既に出来上がっているパッケージ商品を導入する場合と、
オーダーメイドでシステムを構築するシステム場合の2種類があります。

いずれのパターンでも
①業務分析⇒②システム要件定義⇒③システム導入もしくは構築
の順に、構築・導入を進めます。
しかし、これらのプロセスには次のような課題が存在します。

・他のシステムと連携ができない/もしくは費用がかかる
連携できないことで同じ情報を複数のシステムに入力する手間が発生する
・製作会社によっては保守運用は行ってくれるが、変更したい箇所があった場合、
その都度追加費用がかかる
・さらに変更には1ヶ月以上の時間がかかる
・現場への落とし込みに時間がかかる

システム導入の際は上記のような問題が発生しないプロセスで進めていく必要があります。

では理想的なシステム導入のプロセスとはどういったものなのでしょうか。

通常の導入プロセスの前段階に「DXジャーニー作成と現状把握」と「人事生産性向上の要件定義」を行うことが重要です。

・DXジャーニーとは
DXジャーニーとは業務プロセス全体を把握し、それぞれの業務に使用可能なデジタルツールを 整理するDXの設計図に当たる図のこと(下記、簡略図)です。

1つ1つの業務に特化したシステムは業界に数多く存在しますが、
すべてのプロセスをカバーできるシステムは存在しませんでした。
理想的なDXとは、全ての業務プロセスを洗い出したうえで
全ての業務を一元管理できるシステムを構築することです。

・人事生産性向上の要件定義とは
人事生産性向上の要件定義とはシステムや
デジタルツールを導入することで達成する目標KPIを設定することです。
例えば、業績粗利率・生産性・営業一人当たりの
担当案件数などの経営の重要指数を
システム導入の前後でいかに向上させていくか
という目標設定になります。

理想的なシステム導入プロセスを経ることで成果が最大化されるDXとなります。

T社様では、Kintoneというカスタマイズが
ドラッグアンドドロップで簡単にできるシステムを導入することで、
現場のニーズを日々システムに落とし込んでいます。

例えば、
「着工中の案件を一覧で閲覧できるように変更したい」
「職人に取ってもらった写真を案件ごとにシステム内で管理できるようにしたい」
「営業担当者ごとの売り上げや契約率などの業績指数を一覧で管理したい」
といった要望もKintoneであればその日のうちにカスタマイズすることができます。
例えば実際にこんなことが実現できています。

事例①

事例②

船井ファストシステムという一つのシステム内で顧客案件管理、現場管理、報告資料作成、発注依頼などすべてのプロセスでの落とし込みが進んでいます。

・ファストシステムとは
船井ファストシステムは、船井総合研究所で培われた様々な業種向けのコンサルティングのノウハウを元に生み出された、中小企業の業務を真に支えるためのシステムです。 船井総合研究所の提案するビジネスモデル×デジタルツールで、業績向上と生産性向上の両方を実現します。

いかがでしたでしょうか?

本日はDXを推進する上でのポイントと最新事例をご紹介させていただきました。
本日の内容を自社のDXにお役立ていただけますと幸いです。

また、本日ご紹介したDXや船井ファストシステムについての詳細わかるダウンロードレポート並びに詳細ページをご用意しております。そちらも合わせてご確認ください。
【DLレポート】

【詳細ページ】https://fhrc.funaisoken.co.jp/tosou/gaiso-dx

それでは、次回もお楽しみに!

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