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「田舎の借地」で実質利回り10%超え 市場規模1,000億を突破する新たな土地活用とは

人口3万人の地方でも実質利回り2ケタを叩き出す土地活用商品があります。最近、街中によく目に入る、トランクルームです。

トランクルームは「モノを収納するスペースを貸し出して賃料収入を得る不動産賃貸業」です。ロードサイドで中古のカラフルなコンテナが平置きされたものが代表的なトランクルームですが、実はその「新築版」のシェアが、じわじわ広がっています。

例えばある投資家の事例では、
■節税対策を兼ねてトランクルームを現金1,000万円で新築(建築粗利30%)
■月間賃料13.1万、年間賃料157万(表面利回り15.7%)
■月の手残り9.15万/、年間の手残り110万(実質利回り11%)
※平均90%稼働、かつ管理費差し引き後の利回り

上記から借地料を支払っても、実質利回りは10%を下回ることはありません。そのくらい安く借りれる立地の土地でもトランクルームであれば成り立つ、ということになります。

ではなぜ、これまで主流だったコンテナタイプのトランクルームに対し、新築タイプが急増しているのでしょうか。理由は「セキュリティ」と「空調」で、これらを完備する新築タイプが、圧倒的な支持を得ています。理由はトランクルームに置く荷物を考えるとよくわかります。

トランクルームにどんな物が入っているかというと、

コンテナタイプなら建設機材や建材、工具などが多く、漁業が盛んな地域なら漁師の釣り竿や網などの商売道具もあります。一方、新築の場合は、趣味の楽器やコスプレ用品、子供の使わなくなったおもちゃ、法人の事務機材や保存義務のある書類など、保存の安全性や温度・湿度のコントロールが重要視されます。

これからますますトランクルームの供給が増えていく中で、より優位性を保ち続けるのが、新築タイプのトランクルームです。とりわけ建築会社の皆様であれば原価で建てることができますから、余計な中間コストをかけることなく自社の資産形成ができますし、満室にした状態で売却することも可能です。

「トランクルームビジネスレポート」も取りまとめましたので、ぜひご一読いただき、今後にお役立て頂ければ幸いです。

トランクルームビジネスレポート

https://www.funaisoken.co.jp/dl-contents/fhrc-tochi_tochi_02714_S025

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