M&A

粗利1,000万円の「木造非住宅」で再成長を遂げたある工務店の秘策とは

 
2017年、石川県の㈱たくみ工務店 田中社長は
どん底でした。毎年20~30棟は売れる住宅も、
この年は泣きたくなるほどダメダメ。
受注残もごく僅かで、翌年はさらに厳しいことも
目に見えていました。

しかし蓋を開けると・・・、
なんと翌年は過去最低どころか、
過去最高の売上と利益に!

一体何が起こったのか。
実を言うと、これまでコッソリ温めていた
粗利1,000万円超えの木造非住宅の案件が、
矢継ぎ早に決まっていたのでした。

鉄骨が主流の非住宅を、大幅にコストカットできる
木造で提案したところ、ばっちりハマったのです。

まさに、逆転ホームラン・・・。
社内の淀んだ空気が一気に吹っ飛んだ瞬間でした。
新規事業ということもあり、受注が決まるまで
社内の誰にも言わなかった田中社長も、初受注が
決まった瞬間喜びが爆発、「ビンゴ!」の一声でした。

しかし今振り返れば、これは単なるソロホームラン
でしかありませんでした。
その後も木造非住宅の受注は止まらず、
翌年2019年はまたもや業績が過去最高に。
さらに2020年と2021年には大台の10億を
軽々突破し、それこそぶっちぎり文句無しの
逆転満塁ホームランをかっ飛ばしてしまったのです。
(ちなみにこの間、住宅の棟数は変わらず20~30棟ペースのままです。)

「ちょっと待ってください…。売上3~4億の
たくみ工務店さんはたった3年で売上・利益3倍
だなんて、そんな上手い話あります?」
と付いていけないのも無理はありません。

もちろんたくみ工務店さんには勝算がありました。
それは、

数ある非住宅の中でも脇目も振らず
“老人ホームに絞り込めば勝てる”というものでした。

「ムリムリ。そんな甘くない。」
「成熟業界で後発組が勝ち目あるわけ…。」
「そもそも老人ホームはゼネコンの仕事でしょ…?」

と誰もが思うからこそ、たくみ工務店さんは
この市場を独占できたと言えます。

老人ホームを選んだ最大の決め手は、
「木造で建てれば数千万規模の衝撃的なコスト差が出る建物」
だからでした。

現在老人ホームは、ゼネコンやハウスメーカーが
鉄骨で坪100~120万で提案するのが相場です。
しかしたくみ工務店さんの場合、
同じ建物を木造なら坪60~70万で提案できる自信があったので、
40%のコストカット提案で切り込めると思ったのです。

冒頭に粗利1,000万円超えとは言いましたが、
色んな非住宅を合わせて平均1,000万円なので、
老人ホームともなると粗利は2,000~3,000万円です…。

しかし、こう疑問に思う方もいると思います。
「ローコストというだけで本当に売れます?」

もちろんそれに“ハマらない”お客様もいらっしゃいます。
コストだけではなく、会社としての信用や実績を
重視するといった具合です。

そのようなお客様は、一旦追いません。あくまで
ターゲットを「何よりもコストを下げたい」「それ以外は
多少目をつむる」というスタンスが明確なお客様に
絞り切る!これがスタート前の絶対ルールでした。

・・・とは言うものの、それも単なる後付けの話で、
正直に申し上げれば、社長1人で動いていらした
ため、単純に人手が割けなかっただけでした。
ただ、たくみ工務店さんが人を1人も増やさず
売上・利益も3年で3倍にしてしまったのは
まぎれもない事実なのです。

お伝えしたいことがまだ山ほどありますが、
とても全部はここに書き切れません。
ただここまで読んでいただいている方は、少なくとも
こんな疑問があるはずです。

●老人ホームといってもどんな建物?具体的な売上や粗利は?
●住宅しか建てたことがないけど大丈夫だろうか?
●そもそもどうやって社長1人でお客を見つけたの?
●ウッドショックの影響は大丈夫ですか?
●コロナで老人ホームは大変なんじゃないの?
●人が来ない、育たない当社でもやれますか?
●非住宅って老人ホームだけ?

答えはすべてこちらのレポートに載っていますので、
ぜひ続きをご覧ください。
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/fhrc/pdf-tochi32.html?txt=%E6%9C%A8%E9%80%A0%E9%9D%9E%E4%BD%8F%E5%AE%85%E3%81%A7%E3%80%8C1%E6%A3%9F%E7%B2%97%E5%88%A91%2C000%E4%B8%87%E5%86%86%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB&url=https://asset.funaisoken.ne.jp/fhrc/pdf-tochi32.pdf

ちなみにたくみ工務店さんは、この老人ホームの受注を
皮切りに、クリニック、デイサービス、美容室、アパート、
葬儀場、工場といったあらゆる非住宅の受注に
つなげています。

さいごのさいごに。

ここまでの長文をお読みくださり、本当にありがとうございました。
皆さまも風穴を開けてみませんか?
今の住宅業界に、会社に、そして皆さん自身に。
それもたくみ工務店さんのように、住宅会社という
枠組みを取っ払って、原型を留めないくらい
でっかい風穴を、です。

今何もしなければ、その“嫌な予感”はきっと的中してしまうと
思うのです・・・。ただ無名でも、実績がなくても、ホームランを
かっ飛ばす方法はあります。

せっかくここまで読んでいただけたあなた様には、
ぜひその快感を味わってほしいと思っております。

木造非住宅で「1棟粗利1,000万円」のビジネスモデル

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