仲介×分譲ビジネスモデルと事業多角化成功の軌跡について
松屋地所 株式会社 本田佑輔 氏 本田佑輔 氏
松屋地所 株式会社 本田佑輔 氏 本田佑輔 氏
愛知県豊橋市を中心に賃貸仲介・管理業、不動産売買仲介業・分譲事業、注文住宅事業などを展開。
元々賃貸管理2,000戸、賃貸仲介店舗4店舗を展開する5億円の会社だったが、2016年より未経験社員のみで不動産仲介事業に本格参入。
未経験でも売上を作れる仕組みを構築し多店舗展開に成功。わずか2年で未経験営業3名で1店舗粗利1億円を達成し、2018年より分譲事業に本格参入。
参入2年目の2019年は、未経験営業3名で自社建売20棟販売、1店舗粗利2億円を達成。
事業多角化の成功のポイントと仕組み構築の際のポイントを解説いただいた。
船井総合研究所との関わり
前社長の時代の賃貸仲介・管理をメインにしていた2012年当時、
会社の集客は未だに紙やフリーペーパーを使った集客が主でした。
当時でもポータルサイトなどの活用は当たり前だったのに、愕然として集客のWEB化に取り組む際に、船井総研さんにお手伝いをしていただくことになりました。
Before
元々賃貸仲介と管理で売上5億円
社員も20人ほどの会社でした。
<仲介+分譲事業参入のきっかけ>
①生産性の高い売買・売買仲介に取り組みたかった
②会社の規模を大きくするために多角化経営に興味があった
③賃貸だけの生産性だと1人あたり生産性に限界があった
Action
売買仲介店舗を出店し、商品・集客・営業を全ての仕組みを作った。
Point1
<店舗開発>
来店型の不動産ショップを出店
お客様が来店しやすい店舗開発をしました。
Point2
<媒介なし、買いの客付けに特化する仕組みを作った>
流通物件だけで営業するために、地域NO.1の物件数を誇る自社HPをつくり、
そこから契約を獲得するためのフローを仕組み化した
Point3
<客単価粗利の最大化>
中古の片手だと粗利50万円程度、これにリフォーム請負を付加することで、
片手でも最大粗利200万円になる商品を作成
最大粗利500万円になる自社建売の商品を作成
After
立上げ3年で営業3名で粗利2億の達成
自社建売20棟販売
成功のポイント
①未経験だけの営業マン体制
あえて未経験だけて組織を構成することで、
自社のやり方を徹底させ誰が営業しても同じ内容が話せる仕組みを構築
②KPIの徹底管理
KPI管理でマネジメントができるマネジメントの仕組みづくり
③集客の最大化
媒介物無しで、単月80組以上の反響獲得をできるマーケティング戦略
社名 | 松屋地所 株式会社 |
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担当者名 | 本田佑輔 |
役職 | 代表取締役 |
設立 | |
売上 | |
社員数 | |
事業内容 | |
本社所在地 |
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