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空き家再生ビジネス使う(使用収益)編|空き家再生ビジネス
空き家再生ビジネスの選択肢として買い取った空き家を利用して事業展開するやり方があります。
自分の地元で空き家ビジネスをしたい、住みたい街があって空き家再生ビジネスを機に引っ越して空き家を使った事業をしながらその土地に住みたい方などにおすすめの手法です。
所謂、その地域に根差した事業をしたい方と言うようなイメージです。
今回は具体的に空き家を使ってどのようなビジネスが出来るのか、パターン別に解説します。
パターン別とは以下の3つのパターンです。
・空き家の建物を使ったビジネス
・空き家の土地を使ったビジネス
・土地上に何かを施した施工物を使ったビジネス。
順番に解説していきます。
『空き家の建物を使ったビジネス』
買い取った空き家の建物を改修して行うビジネスです。
飲食店やお花屋さん、八百屋さんなどのお店がイメージし易いと思います。
買い取ったままの状態で何かお店が出来る場合は少ないと思いますので、建物をお店が出来る状態まで改装する必要があります。
これは建物の基礎や柱などの躯体部分に問題ないこと、自分がやりたいお店の作りが実現可能な物件を選ぶことが条件になります。
ただ、建物自体はそのまま使いますので立て直す場合に比べるとかなり低コストになります。
何かやりたいお店がある方におすすめの選択肢です。
『空き家の土地を使ったビジネス』
空き家がボロボロで使いものにならない場合には、立て壊して土地を使ったビジネスをするという選択肢もあります。
イメージは農業です。
空き家がボロボロで建物内に物がなくスカスカの場合、立て壊して更地にすることにそこまでコストがかからない場合もあります。
そのような場合は農地して、農業で収益化を図るのも良いでしょう。
地方の土地で地積が広い場合、自分が住む家も一緒に立ててしまうのもありです。
地方に行くと農地の中にポツンと家が建っている場合がありますが、その家の所有者が周辺の土地も所有者しているということもあります。
田舎での生活にあこがれている方にはおすすめの手法です。
これから農業人口は減っていく傾向にありますので、農業はかなりチャンスな産業です。
コロナの影響で海外からの輸入も減る可能性が高い為、これからの社会情勢を考えても可能性の大きい産業です。
『土地上に何かを施した施工物を使ったビジネス』
「空き家は使えないから立て壊したけど土地を使ったビジネスはイメージできない。」
そんな方は収益性のあるものを施工することでビジネス展開するのも手です。
コインパーキングやコインランドリーがイメージし易いところです。
どちらも今ではほぼすべて自動精算型になっている為、設備投資が終われば後は無人で収益化が可能です。
投資コストは他と比べて高いですが、繁盛させれば高い収益性を実現できます。
こちらのビジネスの注意点はマーケティングを間違えると大損するリスクが高いことです。
例えば、人口の少ない農家街の真ん中にコインパーキングを建設しても儲かる訳がありません。
ニーズがないところにニーズがないものを作ってしまうと投資コストだけがのしかかってきます。
人口動向やニーズの有無、競合の存在など周辺エリアの分析をしっかりとした上でビジネス展開するようにしましょう。
『まとめ』
今回は、空き家再生ビジネスの中で買い取った空き家を使って
事業展開する手段について解説してきましたが、如何でしたでしょうか?
各々、パターン別に解説しましたが、大切なことはその土地に合った事業を展開すること、若しくは自分のやりたい事業に合った土地を買い取ることです。
理想となるのは圧倒的に後者の方です。
何も考えずに空き家を買い取る方はいないと思いますが、
買い取った後で使い道に困ってしまうのでは何をやっているのか分かりませんから。
ただ、自分の理想とする事業、働き方、生き方などが定まっている方にはとてもおすすめの選択肢です。
地域に根差したビジネスをしたい方は是非参考にしてみてください。
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