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空き家再生ビジネス貸す(賃貸)偏|空き家再生ビジネス

 

空き家再生ビジネスの中で買い取った空き家を他の人に貸す(賃貸する)というビジネスのやり方があります。
所謂、不動産投資家(大家さん)になるということです。
物件の所有権は自分にありますが、他人に貸し出すことで安定した家賃収入を得ることが出来ます。
今回はそんな空き家再生ビジネスの中で買い取った空き家を賃貸する手法について解説します。
空き家を賃貸する時にパターンは以下の3つがあります。
・買い取った空き家をそのまま、若しくはリフォームして貸す。
・買い取った空き家を更地にして貸す。
・買い取った空き家を更地にした上で賃貸用物件を建てて貸す。
順番に解説していきます。

『買い取った空き家をそのまま、若しくはリフォームして貸す。』

最も理想とは言いませんが、最も効率が良いのはこのやり方です。
空き家再生ビジネスで最も一般的で再現性の高い手法と言っても良いでしょう。
空き家を格安で買い取り、必要あれば自分でDIYをして貸し出す不動産投資家もいますが成功している方も多いです。
成功の理由は圧倒的に高利回りだからです。
高利回りの理由は物件の仕入れコストが安く、貸し出す家賃が低くても利回りが高くなるからです。
例えば、戸建ての空き家を100万円で仕入れることが出来たとして、3万円の家賃で貸すことが出来たとします。
この場合の年間利回りは、
年間利回り(%)=[3万円×12カ月]÷100万円=36%
となります。
不動産投資ではかなりの高利回りです。
実際、上手な不動産投資家は100万円以下で物件を仕入れていることも多くあります。
リフォームにしても業者に頼むのではなく自分でDIYが出来ればコストはかなり抑えることが出来ますので、大変ですが素人の方でも勉強してやってみる価値はかなりあります。

『買い取った空き家を更地にして貸す』

上記とは逆で最も再現性は低いですが、更地にしてから貸すということも出来ます。
再現性の低い理由は単純に借地にニーズが少ないからです。
借地権はルールが複雑なため、基本的に貸す側もそうですが借りる側も嫌がる傾向にあります。
ニーズがあるものと言うと、農地であれば借地としてのニーズがあるかも知れません。
もともと農家の方が所有していて農地部分が多く空き家の分部は割合的に少ないなど、農業をしたい方にとって魅力的な土地であれば検討してみるのもありです。

『買い取った空き家を更地にした上で賃貸用物件を建てて貸す』

買い取った空き家がボロボロで使えない。
そういったときは解体して賃貸専用物件を立て直すのも一つの方法です。
地積や建蔽率、周辺の賃貸ニーズにもよりますが、戸建てを再度建てるよりは集合住宅を建てた方が収益性は上がります。
理由は部屋数が多く確保できる為、満室稼働出来ればその分家賃収入も多くなるからです。
この時の注意点としては周辺の賃貸ニーズを考えた間取りの物件を建築することです。
例えば、ファミリー世帯が多いエリアに単身用のアパートを建設したのでは、入居付けに苦労します。
不動産投資は入居があって初めて収益が生まれる投資ですので、入居者目線に立った間取りを選びましょう。
更に注意点として土地をローンで購入した場合は建物が完成して入居が入るまでの間もローンの支払いが発生するという点です。
資金計画を十分に立てた上で行動に移しましょう。

『まとめ』

今回は、空き家再生ビジネスの中で物件を貸すことにフォーカスして解説しましたが如何でしたでしょうか?
空き家ビジネスをしている方でも最も多いのはこの貸すという事業であると思います。
賃貸経営は所有権を自分に残したまま収益化できることにとてもメリットがあります。
空き家の場合は仕入れコストが低い為、リスクが少なく高利回りを実現できる可能性が高いところも魅力的です。
ご紹介した3つの選択肢を参考に自分に合った賃貸事業を展開して頂きたいと思います

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