こんにちは。
本日は分譲住宅ビジネスモデルについてです。
今日の住宅ビジネスでは、
戸建版のSPAモデルを導入されている会社様が
成功しております。
戸建版SPAモデルとは何か?
本日はその諸ポイントを解説致します。
《まとめますと・・・》
◆ポイント1
自社で建築・販売をしていくこと
◆ポイント2
経営効率がとても良い
◆ポイント3
導入のポイントは、成功している企業様をそのまま真似ること
≪以下 詳細内容≫
◆ポイント1 自社で建築・販売をしていくこと
SPAとは、「Speciality store retailer of Private label Apparel」の略称であり、
当初は小売業界より生まれたビジネスモデルです。
小売企業が製造の分野まで乗り込み、自社オリジナルブランドの商品を作成し、
自社で販売していくビジネスモデルのことを言います。
自社で製造~販売まで行うことで、製造原価が抑えられるため、
要するに「安くていいもの」をお客様に提供できるビジネスモデルです。
SPAビジネスモデルの代表格に、ユニクロやコムサ等が挙げられます。
この理論を住宅業界に落とし込んだ場合、どのようなビジネスモデルになるか。
住宅商品を分化すると、「土地」と「建物」に分割できます。
即ち、小売りでいうところの「製造」は、住宅業界では、
「自社で土地を仕入れて、建物を建築すること」であり、それを販売まで一気通貫で
自社で完結させることが、戸建版SPAモデルにあたります。
これまでの戸建業界では、
お客様が保有する土地に「建物」を提案する「ハウスメーカー」と、
自社で、土地を仕入れ、建物を建設し、販売は不動産会社に任せる「パワービルダー」が
一般的でしたが、戸建版SPAモデルでは、その常識を打ち破り、
自社で「仕入・建築」~「販売」まで一気通貫で行い、「安くていいもの」をお客様に提供するモデルになっています。
◆ポイント2
経営効率がとても良い
何故戸建版SPAモデルの導入をオススメするか?
それは、経営効率がとても良いからです。
会社経営に於いて、「収益の追及」と「経営効率性の追及」が重要事項ですが、
それらを見る経営指標として、
収益性:売上営業利益率(%)ー①
効率性:総資産回転率(回)ー②
が挙げられます。
ここで、「ハウスメーカー」「パワービルダー」「戸建版SPA」モデルで上記指標を
比較します。
戸建版SPAの代表格として、東京を拠点に置くオープンハウス様が挙げられます。
https://oh.openhouse-group.com/
ハウスメーカー
大和ハウス様:①8.36(%) ②0.988(回転)
参考:http://www.daiwahouse.com/about/release/house/pdf/20170511.pdf
パワービルダー
飯田GHD様:①9.22(%) ②1.05(回転)
参考:http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1474856
戸建版SPAモデル
オープンハウス様:①12.3(%) ②1.19(回転)
参考:http://openhouse-group.com/ir/upload_file/tdnrelease/3288_20171113417674_P01_.pdf
上記3企業を比較頂くと分かりますが、SPAモデルは、ハウスメーカー、パワービルダーと比較して、営業利益率が高く、総資産回転率が良い、即ち、経営効率がとても良いことがわかります。
◆ポイント3
導入のポイントは、成功している企業様をそのまま真似ること
上記ポイントより、戸建版SPAモデルは経営効率が非常に良いことが
お分かり頂けたかと思います。
では、どのようにすれば戸建版SPAモデルを導入できるか
それは、戸建版SPAモデルを導入して成功している企業様の手法をそのまま真似ることです。
弊社では、「分譲ビジネス経営研究会」というコミュニティを運営しており、
上記のような戸建版SPAモデルで成功している会社様が数多くございます。
http://www.fhrc.jp/bunjyo/interview/details_51.html
http://www.fhrc.jp/bunjyo/interview/details_49.html
http://www.fhrc.jp/bunjyo/interview/details_48.html
http://www.fhrc.jp/bunjyo/interview/details_36.html
上記のような会社様がどのように成功されているのか、
毎回の勉強会では、情報交換会があり、
成功されている会社様の事例を会員様同士で共有しております。
メルマガ読者さまも是非研究会を活用して戸建版SPAモデルを導入されてみては
如何でしょうか。
<研究会情報(お試し参加受付中!)>
http://www.funaisoken.co.jp/site/study/100634.html