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なぜ、従業員は社長についてこないのか?
いつも塗装メルマガをご覧いただきありがとうございます。
船井総合研究所の守山です。
早速ですが、以下のようなお悩みはございませんか?
・社長のワンマン経営になってしまい従業員がついてこない
・幹部社員を育成したいが、育成方法が分からない
・社員のモチベーションが低下している
・業務が属人的になってしまい特定の人に負荷がかかってしまう
どんな経営者様でも1人で売上を伸ばすことはできません。
しかし、社員が思ったようについてきてくれない・・・
それは一体なぜでしょうか?
社員一丸となって成果を出せる組織とは?
【成果を出せる組織】とは一体どのような組織でしょうか?
・高い給与が支払われる組織
・正当な評価を受けられる組織
・福利厚生が充実している組織
様々な例が挙げられると思いますが、どれも正解です。
しかし、年商10億円未満の塗装会社様を想定した際、
給与や福利厚生のみで組織を盛り上げようと思っても限界があります。
多くの経営者様は
従業員の方に対して、「もっと頑張ってくれよ」「なんでその程度しかできないんだ」と感じることもあるのではないでしょうか?
もちろん、頭では理解できても会社の利益を考えると簡単にはいきません。
結果、いつまでも社長が最前線のプレイヤーとして活躍しているということが起こってしまいます。
そうなると、特に戸建て塗装ビジネスのような単価が100万円程度の事業だと年商10億円は程遠くなってしまいます。
では、どのように前向きな成果を出せる組織作りをすることができるのでしょうか?
今回は1つ、ヒントとなる考え方をお伝えいたします。
それは、人はどこまでいっても【自分の欲求が一番中心にある】ということです。
つまり、従業員さん自身の幸福感が低い状態で、会社のため・お客様のために自発的に行動することはできないということです。
原則、覚えていただきたい順番は以下の通りです。
①自分の幸せ
②家族・大切な方の幸せ
③会社・仲間の幸せ
④お客様の幸せ
⑤社会全体の幸せ
まずは①~②の従業員さん自身や家族の幸せを経営者の方は直接聞いていただきたいと思います。
「〇〇さん、あなたの一番幸せな状態ってどんな感じなの?」と。
そこに本気で向き合うことができないのに、「「会社」「お客様」のために頑張れ!」と言っても伝わりません。
そこでおすすめすることは、従業員さんの人生設計を聞いてあげることです。そして、その人生設計の中に今の会社で働くという手段を入れてください!
これが従業員さんが会社のために頑張ろうと思ってくれる最初のステップになります。










