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【塗装事業の集客戦略】2025年の課題と対策
いつもお世話になっております。
株式会社船井総合研究所 東海聡大です。
このメルマガでは、
2025年の塗装業界で成長していくための集客戦略をお伝えします。
「住宅塗装業界の市場トレンドから読み解く課題」
★検索ボリュームの減少:
GoogleやYahoo!などの検索エンジンにおける
塗装関連キーワードの検索ボリュームは、
2023年4月をピークに低下傾向にあります。
特に、2024年7月の検索ボリュームは例年の12月並みの水準であり、
2025年の塗装業界は集客戦略において新たな視点が必要となります。
これは、人口が多い団塊ジュニア世代が50代を迎え、
初回塗装を経験済みであることが要因の一つとして考えられます。
★競合の増加による商圏の縮小
住宅塗装の元請事業に参入する企業が増加傾向にあります。
参入企業が増加したので、
1店舗あたりの商圏エリアが縮小しております。
※住宅塗装の市場規模は縮小してません。
そのため、これまで問合せがあった
店舗から離れているエリアからの問合せが減少傾向にあります。
「課題に対する解決策」
①顧客層の細分化
顧客層はニーズのレベルによって4段階に分かれます。
【明確層】
・ニーズがあって自社の商品やサービスのことも知っている層。
・自社サイトに訪問履歴があるユーザーも多い。
【顕在層】
・商品やサービスのニーズが明確で、購入を検討している層。
・検討のために情報収集したりする可能性が高い。
【準潜在層】
・ニーズを持っているが購入は検討していない層。
・自社の商品やサービスを認知してもらえれば、
購入の検討につながる可能性がある。
【潜在層】
・明確なニーズを持っていない層。
・興味を持ってもらいやすく認知度を高められる広告が適している。
②顧客層別の集客戦略
【明確層】【顕在層】に対しては、
エリアを広げてWEB販促を行う事で獲得できます。
ただ、闇雲にエリアを広げて販促費用を投資するのではなく
【明確層】【顕在層】が検索するキーワードに絞って
WEB広告を配信したり、SEO対策を行う事で問合せを獲得することができます。
【準潜在層】【潜在層】に対しては、
まずは、認知をしてもらう必要があります。
そのため、出店を積極的に行う必要があります。
商圏エリアが縮小しているため、
店舗から離れているエリアから反響を獲得するために
販促費用をかけるよりも
出店をしてしまった方が販促効率が改善されます。
「まとめ」
・塗装ニーズが明確な顧客層に対しては、
WEBで戦略的に販促を行う事で問合せ数を増やす。
・塗装ニーズが明確でない顧客層に対しては、
出店を行う事で、販促効率を改善しながら問合せ数を増やす。
いかがでしょうか。
集客に課題を感じている経営者が多いと思います。
一度、自社の販促と反響の分析を行ってください。
「分析方法がわからない」
「もっと具体的な集客手法が聞きたい」
「全国の成功企業の取り組みを知りたい」
という方は、お気軽に船井総研にお問い合わせください。