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「デジタル集客」で効率的なオーナー集客を
こんにちは。船井総合研究所の新井です。
いつも大規模修繕ビジネスメルマガをご覧いただきまして誠にありがとうございます!
このメルマガは、大規模修繕を元請化していき経営の一つの柱にしてもらうためにヒントを提供するメルマガになります。今号は、大規模修繕ビジネスの「デジタル集客」についてお伝えさせていただきます。
大規模修繕ビジネスで、ターゲットとしているのは賃貸マンションアパートのオーナーですが、オーナーの集客を最大化させるためにも、「デジタル集客」は必須となっています。
前回のメルマガでは、50代以下の方と50代以上の方ではネット利用率には差があることをお伝えさせていただきました。そんな状況の中でも、賃貸オーナーには50代~70代の方が多いため、アナログ集客が重要であるとお伝えさせていただきました。
しかし、近年その50代以上の方のネット使用率も向上していると言われており、実際に平成30年と令和元年のデータを比較した結果、60代の方は76%⇒90%、70代の方については51%⇒74%とネット使用率がかなり高まっていることがわかります。
とはいえ、デジタルでの集客と言っても、「何を行えばよいのか」と思われる経営者の方もいらっしゃると思います。賃貸オーナーを集めるデジタル集客の具体的な内容とは、「WEBサイトの立ち上げ」と「広告の配信」の2本です。
一つ目の「WEBサイトの立ち上げ」ですが、制作する際に大きなポイントがあります。それは、よくある会社紹介を目的としたコーポレートサイトではなく、集客ができる大規模修繕専門のWEBサイトを立ち上げていくということが重要になります。
その理由として、コーポレートサイトの場合はその会社概要についてしか知ることが出来ず、大規模修繕工事については、多くの場合何も情報を得られずに終わってしまうからです。WEBサイトを利用するオーナーの多くは、大規模修繕に対する悩みがありネットで検索することで、WEBサイトに訪問される方が多くいらっしゃいます。そのため、オーナーが大規模修繕を検討する際に、「何を知りたくてWEBサイトに訪問したのか」を検討し、ニーズに沿った情報を提供していく事が重要です。
具体的に事例をご紹介すると、雨漏りが発生しているオーナーや、建物の劣化状態が気になるオーナーに対しては、劣化チェックページを設けて、簡単に自分自身で劣化度合いをチェックできるようにする必要があります。また、その出口を単なる問い合わせではなく、無料診断のページに繋げ、想定されるオーナーの心理状況にあわせて入口から出口までを設計しておくことが重要となるのです。
2つ目の広告配信について、ご紹介させていただきます。皆様も、何かを検索された際に検索欄の上部に【広告】と書いているものをよく見かける事があると思います。そちらは、検索連動型広告と呼ばれ、検索エンジンの検索結果画面に、検索された語句と連動して表示される広告となっております。
こちらに出稿するメリットは様々あるのですが、費用についてご紹介すると、広告が表示されただけでは費用が発生しておらず、クリックされた回数に応じて費用が発生する仕組みになっております。そのため、無駄な費用が流れにくい事があげられます。
また、検索された語句に関連のある場合にしか表示がされないため、よりその事柄を検討している方に広告が配信されます。具体的には、○○市で「大規模修繕」というキーワードに反応するように広告を出稿した際には、○○市にいる方で大規模修繕といった検索をしている方にのみ、自社の広告を表示させることが出来るのです。
このような広告を設定し、月5件(計5000万円分)の見積総額の案件を獲得している会社様もございます。広告の中でも、クリックされやすい広告、上位に表示させるコツ等様々なノウハウがありますが、今号では説明しきれないため、また、別のタイミングでご紹介させていただきます。
このように、自社にあった販促手法を実行することが重要であり、前回のメルマガで紹介したアナログ集客と、今回のデジタル集客を掛け合わせて行う事で集客の最大化を図ることができます。より詳細を確認したい際は、下記のレポートを特別に公開しておりますので、ダウンロード頂ければと思います。