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2021年11月17日
不動産売却ビジネス研究会 2021年11月度総会
2021年11月17日
不動産売却ビジネス研究会 2021年11月度総会
2021年度アワード表彰式を実施
契約件数大賞、店舗粗利大賞、媒介取得件数大賞を受賞された企業様による講座を実施
開催日:11月17日
開催場所:オンライン
11月17日に「2021年11月度 不動産売却ビジネス研究会 総会」が開催されました。
今回も新型コロナウイルスの影響によりオンラインの開催となりました。
お集まりいただきました皆様、誠にありがとうございました。
今回の研究会の内容を抜粋し、ポイント解説をさせて頂きます。
2021年度アワード表彰式
店舗別大賞
店舗売買契約件数大賞 神戸不動産リアルティ株式会社 様
店舗生産性大賞 株式会社アイーナホーム 様
店舗契約粗利賞 株式会社アクティブエナジー 様
個人別大賞
個人媒介取得件数賞 株式会社アクティブエナジー 古城琢也 様
個人売買契約件数大賞 株式会社平和地建 崎詰亮 様
個人契約粗利賞 神戸不動産リアルティ株式会社 福原一利 様
受賞された皆さま、おめでとうございます!
来年もまた更なる記録を出される企業様、新たな取り組みをされる企業様がたくさんご活躍されること、
そして皆様とまたお会いできることを心より楽しみにしております。
受賞されました皆様、おめでとうございました!
引き続き、受賞された企業様にご講演いただきました。
8ヶ月間契約40件
個人契約件数大賞受賞営業社員様の取り組み
第1講座は「8ヶ月間契約40件 個人契約件数大賞受賞 営業社員様の取り組み」と題しまして、
株式会社平和地建 崎詰 亮 様よりご講演いただきました。
株式会社平和地建様は福岡市を商圏とされ、
現在は営業社員様10名、事務社員様5名体制の会社様です。
今回のアワードでは、店舗契約件数2位の会社様です。
崎詰様は店舗で次長であり、管理業務も実施いただいているプレーイングマネジャーとしてご活躍されております。
今回のアワードでは、個人粗利3位、契約件数1位を受賞されました。
中古物件の売買を中心にポータルからの反響契約率18%と高い歩留まりをあげられています。
今回は、その秘訣についてお話しいただきました。
①アポイント件数の確保
②契約率を高める営業フロー
上記2つに関してお話しいただきました。
契約率アップのポイントは大きく3つでした。
①初回接客と案内後の来店は徹底する
(スケジュールは事前に伝えて時間を確保してもらう)
②初回接客の目的は「お客様決めるだけの状態にする」
そのために事前のヒアリングと準備物、資料を充実させる
③”物件がない”、”今じゃない”、”もう少し待ちます”
お客様の決断しない理由をなくすための切り返しは準備しておく
初回接客が最重要なポイントであると改めて認識できる講座でした。
8か月間粗利2.3億円
店舗粗利大賞受賞企業様の取り組み
第2講座は「8か月間粗利2.3億円店舗粗利大賞受賞企業様の取り組み」と題しまして、
神戸不動産リアルティ株式会社 代表取締役 白石 康雄 様よりご講演いただきました。
神戸不動産リアルティ株式会社様は神戸市を商圏とされ、
現在は営業社員様10名、事務社員様3名の会社様です。
今回のアワードでは、店舗契約件数1位、店舗の生産性2位、店舗の契約粗利1位(昨年に続き2連覇)の会社様です。
個人別でも契約件数2位、3位、契約粗利2位に営業社員様がノミネートされています。
今回は店舗の粗利ランキング1位を獲得できた秘訣に関して、代表取締役である白石様にお話いただきました。
①採用段階で心掛けていること、実施事項
②新人社員育成の実施事項
③幹部育成について心掛けていること、実施事項
上記3つに関してお話しいただきました。
ご講演内容のポイントは大きく3つでした。
①採用段階で心掛けていること、実施事項
・採用広告費をかけて応募数を最大化する
・「若手」「未経験者」「厳選」採用を実施する
・会社の方向性・ビジョンに沿う人財かどうかを見極める
②新人社員育成の実施事項
・即戦力化のための育成フローを固める
・ロープレ、案件確認、接客前後の打ち合わせの徹底
・アポイント取得のための行動量管理の徹底
・「売れる」営業社員に張り付かせる
・仲介以外での数字づくりを意識させる
③幹部育成について心掛けていること、実施事項
・まずは個人数字を爆発させること
・適正のある人財は、 役職を与えてフォローをしながらまず実施させる
・会社のビジョン・方向性を何度も伝えて理解させる
・社長の考え方・意思決定の仕方に関して、考え方のすり合わせを行う
上記3点が重要になります。
新人社員育成・早期戦力化・数字づくりに関して
重要なポイントをおさえた講座でした。
8ヶ月間受託件数 70件
個人媒介取得大賞受賞営業社員様の取り組み
第3講座は「8ヶ月間受託件数 70件個人媒介取得大賞受賞営業社員様の取り組み」と題しまして、
ViVi不動産株式会社 店長 富永 奈央 様よりご講演いただきました。
ViVi不動産株式会社様は富山市を商圏とされ、現在は営業社員様5名、事務社員様2名の体制の会社様です。
富永様は店長としてマネジメント業も従事されております。
今回のアワードでは、個人別の媒介取得件数大賞として、
8か月で媒介取得件数70件と、月平均で9件の預りを取得されています。
今回は富永様から実際の動き方や仕組み、提案内容に関してお話いただきました。
①訪問査定件数を最大化する仕組み
②受託を最大化するために
③査定サイト以外の売り集客
上記3つに関してお話しいただきました。
ご講演内容のポイントは大きく3つでした。
①売り業務を細分化し、分業化を実施して訪問査定数を確保する
②訪問査定フローは基本に忠実に、販売活動、保証サービスを伝える
(※価格の話に持っていかない)
③査定サイト以外の反響も獲得できるように自社HP等導線を整備する
受託件数を確保するにはまず訪問査定件数を確保することは
改めて重要なポイントであると認識できる講座でした。
今回の不動産売却ビジネス研究会11月度総会ですが、
総勢約40名以上の方々にご参加いただきました。
本年もご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
また来年、皆様にお会いできることを心より楽しみにしております。
次回:2022年1月31日(月)
まとめ
不動産売却ビジネス研究会に関して、興味がある方は下記の資料をぜひご覧くださいませ。
より詳細な話を聞かれたい方は、下記ご相談フォームを活用くださいませ。
「ご相談内容」に「不動産売却ビジネス研究会のことを詳しく聞きたい」とご記入いただければ、
担当コンサルタントより後日お電話させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
小林直生
新卒で船井総合研究所に入社以来一貫して住宅・不動産業界のコンサルティングに従事。
建築・リフォーム会社様への不動産事業新規立ち上げコンサルティング、
不動産売買仲介会社様向けの業績アップコンサルティングを展開している。
これまで多くの不動産未経験企業様の新規事業参入から活性化までを手掛けたうえ、
事業計画・採用計画・組織体制や評価の立案から現場に入り込んだ営業研修・幹部研修等の実施・推進実績がある。