空き家バンクの注意点！都市と地方では空き家の探し方が違う？｜空き家再生ビジネス

 

「空き家ビジネスをしたいから空き家を探したい」と言っても、空き家の活用方法で空き家を仕入れるエリアも物件の種類も変わってきます。
特に都市部の中心と地方では空き家の種類が大きく変わります。
地方の空き家は戸建てが多いですが、都市部では戸建てより区分マンションの方が多くなります。
この記事では、都市と地方での空き家探しの違いと、それに伴う空き家バンクを使う注意点について解説します。

『空き家情報サイトで空き家を探す』

URL：https://www.fudousan.or.jp/akiya/
不動産ジャパンと言う不動産情報サイトです。
売買から賃借のすべてにおいて物件を取り扱っていますので、ニーズに合わせて物件検索が出来るのがメリットです。
ウェブを使った情報収集は圧倒的な情報量がありますので、不動産投資目的のような情報量が欲しい人に向いている方法です。

『不動産会社に依頼して空き家を探す』

不動産会社の強みは不動産業の免許を取得している者しかアクセスが出来ない「レインズ」で物件情報が検索できることです。
情報量は総合サイトを検索するよりも少ないですが、その分、自分の希望する物件に合わせてプロが選定した上で紹介してくれます。
また、売り主と精通している為、まだ市場には出回っていないような最新の情報が手に入る可能性があります。

『空き家バンクで空き家を探す』

空き家バンクは地方の奥地等、空き家活用の活性化を目指している地域の情報が多く手に入ります。
民間業者のように営利目的で運営していない為、安価に物件を仕入れることが出来ます。

『都市部で空き家バンクは使える？』

空き家バンクに登録している空き家は戸建てが圧倒的に多く、区分マンションが多い都市部ではあまり情報収集として機能しません。
逆に都市部の物件は高価格帯が多いため、不動産業者がこぞって力を入れており圧倒的に情報量を抱えています。
また、空き家バンクはあくまで売り主と買い主のマッチングサービスであり取引の媒介はしてくれないので高額取引は少し怖いところがあります。

『地方で空き家バンクは使える？』

地方で空き家、それも戸建て空き家を探す場合であれば空き家バンクが有効です。
地方にもよりますが、膨大な量の情報が出てきますので自分好みの物件が見つかる可能性が高いです。
ただ、あくまで空き家バンクは一つの選択肢であり、必ず最善の方法であるとは言えません。
地方では地元の不動産会社が良い情報を握っていたりするので、地元密着の不動産会社へ問い合わせしてみるのも良い方法です。
また、少し面倒ではありますが、自分で足を運んでみるのも一つの方法です。
実際に町並みを見ることで生活やビジネスをするイメージがわいてくると思います。

『空き家バンクの注意点』

自治体主導で運営しており、豊富な情報と低コストで空き家買い取り出来ることが魅力の空き家バンクですが、活用する上での注意点もあります。
ここでは空き家バンクの注意点について解説していきます。

〇自治体によって力の入りようが違う
自治体によって空き家バンクに力が入っているところとそうでないところがあります。
自治体の職員は空き家バンクの運営のみ業務としている訳ではないためどうしても片手間になってしまうことも理由としてあります。

〇最後は直接交渉
空き家バンクは売り主と買い主のマッチングサービスですので、媒介業務が出来る訳ではなく最終的には個人間での取引となります。
この部分については不動産取引に慣れている人は別にして普通の人は少し不安な点です。
自治体によっては仲介業者を紹介してくれる場合もあります。

〇情報が最新とは言えない
空き家バンクに掲載されている情報は必ずしも最新の情報である訳ではありません。
先ほども触れたように自治体の職員は他の業務と兼任している場合が多いですので、情報の更新が出来ていない場合もあります。

『まとめ』

今回は、空き家バンクの注意点と地方と都心部の空き家の探し方の違いについて解説しましたが如何でしたでしょうか。
空き家の活用を目的として注目を集める空き家バンクですが、探すエリアや物件、使い方によっては注意点があります。
自分がイメージする物件情報を効率的に集める為に空き家バンクを有効に活用してほしいと思います。

 

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