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言い値で受注 老人ホームの「新商品」で粗利30%

 
以下はどちらも建設業界に関する新聞記事の見出しです。内容のコントラストが印象的で、怒りすらこみ上げてきそうです…。

「資材高騰で赤字工事が急増」
「大手建設商社6社が過去最高益」

肌感では分かっていたものの、ここまで明暗が分かれると、まさに理不尽。メーカー・商社は簡単に値上げしますが、エンドユーザーと直でやり取りする建設会社はそうもいかないですよね…。このような「建設会社が儲けることは許されない」と言わんばかりの状況は、いつまで続くのでしょうか。

こんな状況を打破すべく、老人ホームによる「単価2億・粗利30%の新商品」で突破口を見出したのが、愛知県尾張旭市にある株式会社タチ基ホーム様です。元々、注文住宅や障がい者向け住宅の建設をメインとする会社でしたが、2021年から老人ホームの建設にも本格的に着手し、2023年現在、快進撃を続けています。

この新しい老人ホームの魅力は、「誰でも入居できる」ということです。建前としては(制度上の名称では)老人ホームですが、それこそ赤ちゃんから高齢者まで年齢制限はなく、低所得者でも、障害や持病があっても制限なく入居が可能。まさに国連が推奨するSDGsの「誰一人取り残さない」の理念を体現する新しいお住まいで、地域の介護会社からは「こんな施設をやりたかった!」と絶賛の嵐です。

タチ基ホーム様は、このありそうでなかったお住まいのニーズに着目し、現在多くの引き合いを獲得しています。現実的には施工体制の問題で年間4棟の完工が限界ですが、とにかく相談が途切れません。そのため、工事を数か月から1年近くお待ちいただくために社長自らが丁寧にお施主さんへ説明をし、ご理解いただいているという状況です。もちろん、原価高騰の悩みが吹っ飛ぶくらいの利益を載せさせていただいて・・・。

本日ご紹介の新しい老人ホームは、利益率に悩む建設会社様にピッタリの民間建築ではないでしょうか。8月後半には、タチ基ホームの社長ご本人をゲストにお招きしたセミナーも準備中ですので、ご関心のある方はぜひご参加ください(詳細は追って告知させていただきます)