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2022年3月24日
不動産売却ビジネス研究会 2022年3月度例会
2022年3月24日
不動産売却ビジネス研究会 2022年3月度例会
2022年度3月度例会をオンラインで実施!
開催日:3月24日
開催場所:オンライン
3月24日に「2022年3月度 不動産売却ビジネス研究会 3月度例会」が開催されました。
今回も新型コロナウイルスの影響によりオンラインの開催となりました。
お集まりいただきました皆様、誠にありがとうございました。
今回の研究会の内容を抜粋し、ポイント解説をさせて頂きます。
研究会ビジョンと地域一番店化に向けて
第0講座として「不動産売却ビジネス研究会のミッション」を
第一講座として「間接部門強化の必要性と粗利2億円突破のための施策」と題しまして、
弊社、船井総合研究所 シニア経営コンサルタント 塔本和哉より講演させていただきました。
不動産売却ビジネス研究会のミッションは
「売買仲介業での日本No1プラットフォームとなる」
・1拠点当たりの粗利高No.1(粗利10~15億円)
・1拠点当たりの営業利益No.1 (営業利益1.5~2億円)
・地域一番店企業数No.1
・業績アップに関する事例数No.1
であります。
研究会会員様への情報精度が非常に高いプラットフォームづくりに日々取り組んでまいります。
続けて、間接部門強化の必要性と粗利2億円突破のための施策を解説しました。
粗利2億円を突破するポイントは①管理職の育成、②受託強化、③育成の仕組みづくり、④ 間接部門強化の4つにまとめられます。
①管理職の育成 ⇒ TOP営業社員づくり
②受託強化 ⇒ 買い反響獲得のための在庫シェア獲得
③育成の仕組みづくり ⇒ 採用した未経験営業社員の早期戦力化
④ 間接部門強化 ⇒ 営業が営業に専念できる仕組みづくり
4つのポイントから粗利2億円突破のための施策を解説しました。
本講座では上記の内容について具体的な説明を行わせていただいたうえで、
会社として是非行っていただきたい内容を下記に纏めさせていただきました。
以上が弊社塔本の講座でした。
粗利2億円以上を目指すための組織体制、組織づくりに関して
第2講座は「粗利2億円以上を目指すための組織体制、組織づくりに関して」と題しまして、
株式会社 平和地建 代表取締役 髙岡 芳暁 氏に講演いただきました。
株式会社平和地建様は福岡市を商圏とされ、現在は営業社員様9名、事務社員様4名、マーケティングスタッフ2名、パート2名、経理1名体制の会社様です。
未経験の営業社員2名を媒介取得専任者にし、前期は媒介取得件数110件を達成されました。
写真撮影担当・入稿担当・集客担当など分業化も進めており、未経験の若手社員が多いながらも、今期営業9名で粗利2.2億円を達成される見込みです。
本講座では、粗利2億円以上を目指すための組織体制、組織づくりに関して、実際に取り組まれていることを中心にお話いただきました。
講座では、下記の3つのポイントについてお話しいただきました。
①店舗の出店戦略
②営業・育成・管理の仕組み化
③間接部門の強化
本講座をまとめると、
①媒介取得を強化した上で大型店舗単店展開で、ブランディング強化とマネジメントコストの削減をはかる
②営業、育成、管理の仕組を構築して、属人性を極力排除することで店舗数字から新人の育成スピードまで安定させる
③間接部門を強化し、役割分担を明確化することで営業社員が営業に集中できる環境づくりを行う
上記の取り組みで粗利2億円を突破できた成功事例講座でした。
一括査定サイトの攻略方法
反響対応~売却までのポイントと活用ツール
第3講座は「一括査定サイトの攻略方法 反響対応~売却までのポイントと活用ツール」と題しまして、
弊社、船井総合研究所 アソシエイト 夏越竹丸が講演させていただきました。
一括査定サイトの攻略方法として、主に以下の2点を解説いたしました。
①訪問査定率25%を達成するポイント
②訪問後受託率60%を達成するポイント
反響査定率を向上させるためのポイントと受託率アップのポイントをお伝えいたしました。
一括査定サイトの攻略に当たり、本研究会で指標とさせていただいている数値は、標準値として、
反響通電率65%以上、反響査定率25%以上、訪問後受託率60%以上とさせていただいております。
研究会会員様へは過去にお伝えさせていただいております通り、反響通電率65%以上は都市部の新宿の会社様でも達成されていた数値です。
反響査定率25%は基本的にどの商圏の会社様でも達成いただいていることの多い数値になります。
まずは、訪問査定率25%を達成するために、通電率65%を達成するためのポイント、反響対応時のトークフロー、顧客属性の把握と顧客属性別トークについてお伝えしました。
次に、訪問後受託率60%を達成するためにと言うことで訪問査定時の動き、持参資料、訪問時に伝えるポイント、顧客属性別の提案についてお伝えしました。
本講座をまとめると、
まず、訪問査定率を上げるためにということで、通電率を上げるために重要になるのが即架電と追客の徹底です。
通電後、重要になるのが顧客属性の把握と顧客属性別の面談メリットトークになります。
つぎに訪問後受託率を上げるために重要になるのが、アプローチブックで自社の販売戦略実績に共感してもらうこと、競合他社の査定資料や提案資料から競合分析を行い自社の強みや差別化できるポイントをついて資料化することになります。
最後に受託後売却率を上げるために、前提として相場付近で受託する事が重要です。
そのためには高値預かりの危険性を、アプローチブックを説明する際にお客様に伝えること、価格提案資料を活用して提示価格の根拠を示す事になります。
また、万が一高値で預かった場合は必ず相場を伝え値下げのスケジュールを決定することが重要になります。
以上が売りの一括査定サイトの攻略方法の講座でした。
まとめ
今回の不動産売却ビジネス研究会3月度例会ですが、
総勢約40名以上の方々にご参加いただきました。
本会にご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
次回皆様にお会いできることを心より楽しみにしております。
次回:2022年6月13日(月):経営戦略セミナー分科会
不動産売却ビジネス研究会に関して、興味がある方は下記の資料をぜひご覧くださいませ。
より詳細な話を聞かれたい方は、下記ご相談フォームを活用くださいませ。
「ご相談内容」に「不動産売却ビジネス研究会のことを詳しく聞きたい」とご記入いただければ、
担当コンサルタントより後日お電話させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
小林直生
新卒で船井総合研究所に入社以来一貫して住宅・不動産業界のコンサルティングに従事。
建築・リフォーム会社様への不動産事業新規立ち上げコンサルティング、
不動産売買仲介会社様向けの業績アップコンサルティングを展開している。
これまで多くの不動産未経験企業様の新規事業参入から活性化までを手掛けたうえ、
事業計画・採用計画・組織体制や評価の立案から現場に入り込んだ営業研修・幹部研修等の実施・推進実績がある。