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銀行融資を通すポイント!通すために必要な3つのこととは?
こんにちは。
土地活用Tの下枝です。
最近、朝晩が冷え込み、社内でも体調を崩す方も多く出てきておりますが、
みなさんは大丈夫でしょうか。
さて、本日お話する内容は、銀行融資についてです。
昨年、今年と、とある銀行さんのシェアハウス問題に始まり、近年アパート、マンション経営に対しての金融機関の見方がかなり硬化しています。
私たちのお付き合い先でも融資が通らずなかなか受注が取れないという会社様が少なからずでてきました。
金融機関さんに伺うと、土地所有者の相続で必要な融資に関しては出しても、投資物件に融資するのは厳しいというコメントも多くの金融機関さんからいただいている状況です。
そんな中で、「いやー、これは落ちるな―」と思われる物件でも融資をバンバン通している会社様も近年見かけるようになりました。
本日はその共通点についてお伝えできればと思います。
融資を通す3つのポイント
融資を通している建築会社の共通点は大きく3つです。
1.施主の融資打診に必ず同行し説明をする。
2.担当者が事業を説明できるぐらい教育する。
3.支店長クラスと飲みにケーションを行う。
1. 施主の融資打診に必ず同行し説明をする。
多くの建築会社が失敗しがちなのが、
「融資枠〇〇億円まであるから大丈夫!」という言葉を信じてしまって施主だけに銀行融資打診をさせること。
多くの場合、事業説明が上手くできず、落ちます。
そもそも「融資枠〇〇億円」というのは既存の事業の延長線上の事業を行った場合、というケースがほとんどです。
銀行の審査では事業性が評価項目の中でも非常に高いウェイトを占めます。
必ず銀行融資の際には一緒に行くようにしましょう。
2.担当者が事業を説明できるぐらい教育する。
銀行融資の際は担当者1人で、融資の査定はしません。
必ず事業説明も担当者からします。
融資を通す会社は、担当者が自信を持って説明できるように資料も整え、教育をしていきます。
担当者がしっかり事業説明を行える見込みがないと思えば、時として担当者の変更要求も行っています。
3.支店長クラスと飲みにケーションを行う。
意外と大事なのが、飲みにケーション。
軽視されがちですが、案外ばかになりません。
銀行マンといえど人間なので、関係性によりかなり融資の通過率が変わってきます。
通す会社は支店長とも時として飲みに行き、関係性を作っています。
実際に他建築会社で落ちた物件も、支店長との関係性を築いている建築会社が打診した場合はスムーズに通ったケースもありました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は基本的なことを一部お伝えしましたが、これはやってなかったなと思う項目があればぜひ試してみてください。
今週も頑張りましょう。