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2018年9月18日

不動産売却専門店ビジネス研究会9月度例会

2018年9月18日


開催日:2018年9月18日
開催場所:弊社五反田オフィス

9月18日に「2018年9月度 不動産売却専門店ビジネス研究会」が
弊社にて開催されました。

初回の例会となる今回は21社25名の方々にご参加いただきました。
お集まりいただきました皆様、誠にありがとうございました。

講座と致しましては、

●第一講座:地域密着で不動産会社が持続的に成長し続けるために   

●第二講座:他社調査から見た査定面談数を高めるための実施事項

●第三講座:媒介取得数から逆算したKPI目標の設定と行動量の管理

の三部構成で開催されました。
その内容をお送り致します。

第一講座:地域密着で不動産会社が持続的に成長し続けるために

第一講座は「地域密着で不動産会社が持続的に成長し続けるために」と題しまして、
弊社 小寺伸幸よりお話しさせていただきました。

現在の不動産市場の動きとして、新設の着工棟数が減少傾向にあり、
反対に既存の住宅流通数は増加傾向にあります。
そんな中でも大手不動産会社は手数料売上が4.0%以上あり、
これは大手に物件が集中していることによる両手仲介の率が高いことを示唆しています。

増税、大手分譲会社が自社販売、人口が減少するなどの取り巻く環境が変化しても、
会社を永続させるためには持続的な成長が不可欠です。
そして持続的な成長のために必要となるのは
①採用・育成・定着
②集客
③生産性アップ
の3つです。

不動産売却専門店ビジネス研究会では媒介取得強化を中心とした集客面だけでなく、
会員様の持続的な成長のために上記の3点をサポートしていきます。

第二講座:他社調査から見た査定面談数を高めるための実施事項

第二講座は「他社調査から見た査定面談数を高めるための実施事項」と題しまして、
弊社 塔本 和哉よりお話しさせていただきました。

継続的に受託をしていくには訪問査定数の一定量の確保が不可欠です。
そのためには一括査定ポータルサイトの反響から査定訪問に
いかに繋げていくのかを考えていかなければいけません。
今回は不動産大手会社がどのように反響後に対応しているかを調査し、
大手の現状と反響後の対応について報告させていただきました。

訪問査定獲得までに大切になってくるのは
①反響後の対応の仕組み作り
②訪問査定のハードルを下げるトーク内容の整備
③売主様のメリット訴求
などが挙げられます。
不動産大手会社を調査した結果、
これらはツールの整備・トーク内容のブラッシュアップ・行動量の管理などを
徹底することによって、同等のレベルまで押し上げられることが分かりました。

第三講座

第三講座は「媒介取得数から逆算したKPI目標の設定と行動量の管理」と題しまして、
株式会社サンアイク不動産 代表取締役 愛敬薫様
よりお話を頂きました。

株式会社サンアイク不動産様では、1年間に180件以上の媒介取得をしております。
その秘訣は、目標設定の初めの段階として、月の目標受託数からまず決定することでした。

目標受託数を決定した後に、
①査定面談率と面談受託率を決定する
②必要な査定訪問数と反響数を決定する
といった、逆算的な思考で査定訪問数や反響数を設定していくことが大切になってきます。

また目標設定した査定面談率・面談受託率を達成するために、
①売主様の販売意欲などによってクロージングの手法を変える
②テストクロージングを行う
③売主様との共通認識の獲得を面談始めに行う
などの行動をいたしました。
上記の行動を徹底することによって、面談受託率はなんと90%を達成しています。

今回の不動産売却専門店ビジネス研究会9月度例会ですが、
総勢25名の方々にご参加いただきました。
参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

2回目となる次回は11月15日(木)に
不動産売却専門店ビジネス研究会を開催いたします。
皆様是非、ご参加ください。

この記事を書いたコンサルタント

小林直生

新卒で船井総合研究所に入社以来一貫して住宅・不動産業界のコンサルティングに従事。
建築・リフォーム会社様への不動産事業新規立ち上げコンサルティング、
不動産売買仲介会社様向けの業績アップコンサルティングを展開している。

これまで多くの不動産未経験企業様の新規事業参入から活性化までを手掛けたうえ、
事業計画・採用計画・組織体制や評価の立案から現場に入り込んだ営業研修・幹部研修等の実施・推進実績がある。

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