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フランチャイズでの不動産参入にSTOP!?失敗しない秘訣とは?
1、不動産新規参入においてFCという選択肢を持たれる経営者様
2、不動産売買FCに加盟する懸念点
3、時流モデル「中古住宅×リノベーション」
1、不動産新規参入においてFCという選択肢を持たれる経営者様
不動産事業を新規で立ち上げるとなった際に、一番最初に思いつくのは、不動産フランチャイズ(以下:不動産FC)ではないでしょうか。
新規立ち上げにあたって何から始めれば良いのか、その最初の一歩が分からず、まずは不動産FC本部に加盟する経営者様が多くいるのではないのでしょうか。
業界ノウハウがなく、未経験での立ち上げの場合、失敗しないためにもFCから支援をもらうのがコストも時間も無駄がなく、一番の近道だと考えることが多いかと思います。
広告費の使い方や、新規獲得方法、ポータルサイト運営方法など、不動産業の基礎を教えてくれるものが多いです。
2、不動産売買FCに加盟する懸念点
しかしながら、不動産FCに加盟を検討している経営者様がいらっしゃいましたら、一度立ち止まって読んでいただきたい内容を下記に記載します。
不動産FCのビジネスモデルは、売りの物件を集めることで、媒介契約をもらった物件ポータルサイトに掲載し、物件のマッチングをさせるビジネスモデルを展開することが一般的です。
この場合、店舗人員は、3~4名で店舗運営を行うため、毎月の販管費が400万円~500万円かかってきます。しかしながら、媒介物件を集めて、買いの客付けをするまでにおそよ半年かかります。そのため、最初の半年は売上が上がらないまま毎月500万円ほどのお金が出ていくだけの状態になります。
さらに、地方の中古物件であれば、1件当たりの仲介単価は、51万円(物件価格が1,500万円の場合)になります。販管費を仲介手数料でカバーしようとすると、月に10件(両手だと5件)以上の仲介契約をしなければ、赤字になります。そうなるとキャッシュアウトするため、店舗をたたんでしまうFC加盟店も少なくありません。
3、時流モデル「中古住宅×リノベーション」
そこで、このような失敗をしないために、いま時流の不動産立ち上げモデル「中古住宅×リノベーション」を覚えてください。市場が縮小することが目に見えている中では、他社と明確な差別化を図れるビジネスモデルを構築し、他社がターゲットとしない客層から売上を創出することが必須となります。
築0年~20年の成約単価の高い物件は、大手不動産や地域一番の不動産会社がシェアを占めており、なかなか集客できず、仲介に入れないという状況、、、、、一方、築30年以上の築古物件は、仲介単価が低く、リフォームが必要な為、不動産会社は敬遠する傾向があります。また築30年以上の物件の在庫シェアは、地方都市を中心に年々そのシェア率が増えています。ここにリフォームをセットで受注する不動産ビジネスが存在します。
通常の売買仲介の場合、お客様の予算が2500万円であれば上限2500万円の物件を仲介し約81万円の手数料粗利を獲得する形となります。それに対して中古仲介+リフォームの場合、2500万円の予算のお客様に対して、600万円のリフォーム予算を確保し、残った予算で物件を提案する形となります。その場合、最終粗利は273万円となり、通常の売買仲介と比較して2倍以上の最終粗利となります。客層が一次取得者となるため、リフォーム打ち合わせ回数は少なくすみ、相見積もりも起こらないため、非常に生産性の高いビジネスモデルとなります。
そんな「中古+リフォーム」のビジネスモデルを展開している会社様が全国に55社ございます。その中でも成功している会社様の取り組みをまとめましたので、ぜひご覧ください。
眞柴 知也
愛媛県松山市出身
国立大学を卒業後、株式会社船井総合研究所に入社。
入社後は、不動産会社の即時業績アップに従事している。
入社後は一貫して、リフォーム会社・工務店様の新規不動産立ち上げによる中古+リフォームビジネスのコンサルティングや
不動産会社様の不動産売買仲介事業の業績アップコンサルティングを行っている。
WEB集客戦略の提案により、費用対効果が高く、実現性の高いマーケティングに特化している。
チラシとWEBサイトの連動マーケティングによる即時集客数アップを得意としている。
コンサルティング
◆中古+リフォームビジネスの新規立ち上げ/業績アップコンサルティング
⇒WEBマーケティング・チラシ作成・店舗設計・営業育成
◆不動産売買仲介業の即時業績アップコンサルティング
⇒チラシなどのオフライン販促・WEBマーケティング・営業の仕組み化など
◆WEB集客
◆チラシ集客
◆営業