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不動産会社のみなさまへ【必見】銀行が貸したくなる資料作成術
いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。
船井総研の諸橋です。
このメルマガは
・不動産売買事業を営まれる方
・資金の枯渇により物件の仕入に歯止めがかかっていると感じている方
・銀行にどのような資料を出すべきか知りたい方
上記に1つでも当てはまる方に皆様に是非読んでいただきたい内容です。
▼皆様が思っている以上に銀行への情報開示(資料提出)が大事です▼
私は財務コンサルタントとして、
特に不動産売買を営まれている経営者の皆様から、
「債務超過になってから急に銀行が貸し渋りはじめた」
「たった一度の赤字で借入条件が悪化して、金利の負担が重くなった」
「債務超過・赤字から挽回したいのに、それらが原因で借入ができず、挽回の機会がない」
そんな悩みの声を数多く聴いてきました。
そのような企業様は、以下の内容が当てはまることが多いです。
場当たり的に銀行と会い、面談を実施している
決算書を共有するだけで、他に資料の提出をしていない
上記の内容に当てはまっている方は、
下記の方法で借入を拡大できる可能性が高いです。
今回は私が担当させていただいる企業の事例を基に、
銀行借入を拡大させるために必要なことを順に説明していきます。
■□■ 事例企業の変化 ■□■
【Before】
・債務超過:約4,000万円
・直近決算:営業利益 約−2,500万円
【After】
・2ヶ月後:新規計約7,000万円の不動産融資獲得
・5ヶ月後:単月黒字化達成
・9か月後:今期黒字見込(現在確定している案件のみで黒字見込)
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【成功の3ステップ完全解説】
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▼ステップ1▼:銀行から指摘されない決算説明資料の準備
「決算の悪化の正当化」から「来期の戦略的施策展開」への転換術
【具体的な実践方法】
・赤字要因の分析
①市況の要因(例:不動産市況悪化、資材の高騰)
②投資の要因(例:人材採用費増、ITツールへの投資)
③偶発的要因(例:特定の案件の延期・採算割れによる一時的影響)
・来期の戦略的施策展開
①市況の要因の場合:補助金活用予定など
②投資の要因の場合 :その戦略的投資の回収シミュレーションなど
③偶発的要因の場合 :再発防止策の説明など
ここでは上記の赤字分析を基に、
次に活かすための施策を「書面で」説明する必要があります。
ただ単に「●●が原因で売上下がりました」のような説明ではなく、
次の策を銀行に理解してもらい、融資に値する企業であることをアピールするのです。
▼ステップ2▼:融資の必要性を訴える事業計画の作成
事業計画では融資の必要性を訴える必要があります。
よく散見されるパターンでは、
「これぐらい今後3年では売り上げます!」
「将来売り上げていく予定なので借入させてください!」
といったもの。
銀行員からすると、
事業計画(=将来性)に対しての妥当性に不安が残る形になります。
銀行の担当者が銀行の審査部(融資の判断をする部署)に上手く説明できればいいですが、
なかなか経験上難しいことの方が多いです。
売買事業の不動産融資の必要性を訴えるロジックは一般的に下記です。
①目標の利益額を上げるためには●●円ほどの売上が必要
②●●円ほどの売上を上げるためには、●●円ほどの仕入が必要
③だから、●●円の仕入分を融資してほしい
利益から逆算した、必要な仕入分を説明するロジックです。
計画の数値に関しては、
銀行員が気にする財務の指標をクリアしたものを用いることで、融資審査が格段に通りやすくなります。
それらの指標を用いた計画の作り方・計画の実例は、
本メールで紹介させて頂く
「【銀行融資を引き出したい方必見】再販事業向け資金調達セミナー」で詳しく説明しています。
▼ステップ3▼:銀行との面談前準備
銀行の担当者から、銀行の内情を聞き出すことで、優位に交渉を進められます。
【担当者に確認することチェックリスト(抜粋)】
・不動産の担保評価はどう設定されるのか
・支店長の決済金額(支店内で融資可否を判断できる額)はいくらなのか
・預金はどれほど預けてほしいのか
銀行の内部の事情を知ることで、
例えば、預金を御行に預けるから●●円融資してほしい、金利を●●%まで下げてほしい等の交渉が可能になります。
本メルマガで紹介させていただくセミナーでは、
銀行との面談の際に聞くべきことも網羅しているので、是非概要だけでもチェックしてみてください!
【概要は↓からご覧いただけます】
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/126019
【銀行融資を引き出したい方必見】再販事業向け資金調達セミナー
本セミナーは、不動産再販事業の方々向けの資金調達セミナーです。
どのような対処で資金調達をスムーズに拡大できるのかを解説いたします。
<このような方にオススメ>
融資が原因で仕入が満足に出来ず困っている経営者様
銀行からの融資が滞り始めていると感じている経営者様
仕入量が原因で社内のリソースを活かしきれていないとお困りの経営者様
キャッシュの動きが激しい中で安全に資金を運用したい経営者様
会社の収益を最大化するための資金調達方法を知りたい経営者様
最後に少しだけ、重要なことをお伝えします。
この文章をここまで読まれたということは、
あなたの事業は本当に資金調達が必要な状況なのではないでしょうか。
私たちが過去支援した企業の多くが、
「もっと早く知りたかった」とおっしゃいます。
4月4日(金)
この申込期限を過ぎると、次回開催は未定です。
後悔する前に、その指でセミナーの参加申し込みをお願いいたします。
本メルマガを最後までお読みいただきありがとうございました!