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空き家に対する火災保険の必要性とは?
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現在、地方を中心に空き家が増え続けている日本ですが、放置する空き家に対する放火も問題となっています。
小さいものも含めると火事事件は毎日100件以上起こっていることをご存じでしょうか?
他人ごとのように思わず、気になった方はこの記事をご覧になって今後の備えにしてください。
今回は増え続ける空き家とその放火リスクについて解説します。
『発火原因の割合は放火が多い』
昨年、2019年の火事件数は44,012件ですが、発火原因の1位はなんと放火なのです。
自宅の調理中やたばこの不始末ではありません。
なかなか怖い現実ですね。
加えて以外なことが都道府県別で見ると、火事件数は多い順に東京、大阪、神奈川、愛知と大都市で多いという結果が出ています。
放火と言うと、どちらかと言うと人目のつかない地方で多いイメージでしたが、
人が密集しているエリアの方が多いというのは意外です。
『自分の空き家が放火されたときのリスク』
自分の空き家が放火されたとき、リスクとなるのはその家を失うということだけではありません。
自分の空き家を放火されたときに考えられるリスクは以下になります。
〇近隣の住宅に燃え移るリスク
隣り合った家がある場合にはもちろん延焼のリスクがあります。
住人に迷惑をかけた分は放火であったとしても損害賠償を請求される可能性が高いです。
火事の燃え移りに対する損害賠償額は数百万円に上ることもあります。
放火されたショックと合わせて金銭的にも大ダメージを受けることになるかも知れません。
〇消火後の解体費用
一度、火がついてしまえば老朽化した空き家であれば消火しても再度の活用はほぼ不可能です。
そのままにしておく訳にはいきませんので、解体して更地に戻す必要があります。
解体については個人でやるのは難しいので業者に依頼します。
ここでも数十万円以上コストがかかってしまいます。
〇住宅の消滅により固定資産税が6倍
空き家が無くなることで固定資産税における「住宅用地の特例」から除外される為、
もともと特例により6分の1になっていた土地分の固定資産税が通常の税額に戻ります。
これでは土地を所有する維持費も以前より高くついてしまいます。
『空き家の火災保険は必要!空き家でもOKな保険会社』
解説したように空き家への放火は周囲に甚大な被害が及ぶ可能性があることに加えて、
自分自身にも大きな損害を被るリスクがあります。
空き家を所有しているのであれば火災保険は必ず加入しておきましょう。
ここでは空き家でも加入が出来る保険会社を3社ご紹介します。
・あいおいニッセイ同和損保(タフ・住まいの保険)
・東京海上日動(東京海上日動火災保険)
・セコム損保(安心マイホーム)
空き家では加入できない保険会社もありますので、よく調べてみることをおすすめします。
それぞれの会社で、「補償の対象範囲」、「補償金額」、「保険料」も様々ですので
一度は保険会社に問い合わせてみることをおすすめします。
保険の期間は大体10年の場合が多いですが、そこも確認してみると良いでしょう。
『空き家事業者向けの火災保険もある』
昨今の空き家増加に伴い、空き家事業を展開する事業者向けの火災保険も存在します。
空き家の所有・管理方法に起因する事故への補償が目的の保険であり、空き家ビジネスが増えている今、需要が高まっています。
保険会社をご紹介します。
・三井住友海上火災保険(空き家賠償責任保険)
・あいおいニッセイ同和損保(空き家賠償責任保険)
遠方で空き家ビジネスをする人で管理を委託している人には特にありがたい保険です。
『まとめ』
今回は空き家の放火問題とそれに伴う火災保険の重要性について解説しましたが、如何でしたでしょうか。
自分が住んでいないとつい放置してしまいがちな空き家ですが、放火の被害にあうとかなりの損害を受けることになってしまいます。
「自分は大丈夫」という安易な気持ちではもしもの時に対応できずに取返しのつかない事態になりかねません。
まだ火災保険への加入が済んでいないという空き家所有者の人はすぐにでも加入を検討することをおすすめします。
また、このような空き家問題を踏まえて、直近空き家ビジネスに参入してくる企業様が多くなっています。
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