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競合に負けない!来店呼び込み手法とは?
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いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の上野です。
今回のメールマガジンは4回配信のうちの第2回目です。
初回6月5日配信メルマガの続きとなります。
前回は賃貸仲介市場の時流をお伝えしました。
今回からは今の時流を勝ち抜く具体的な賃貸仲介戦略を3回に分けて解説していきます。
解説していく戦略は、今回セミナーにご登壇いただく、株式会社チェックリーシング様が実践された内容となっています。
今回の2回目は組織戦略の部分をお伝えいたします。
最新の賃貸仲介分業体制の全体像
今回ご登壇いただくチェック様も実践されておりますが、競合ひしめく市場の中で、業績を伸ばしていらっしゃる会社様の賃貸仲介部署の組織体制は下記の通り分業化されていることがほとんどです。
■賃貸営業
来店したお客様を案内し申込を入れるところまでを担当する
⇒ 成約数の最大化を目指す
■反響対応専任室
初回反響の対応を実施するとともに、反応のないお客様については追客を実施していく。
来店予約をとるところまで実施し、賃貸営業へトスアップする。
⇒ 来店数の最大化を目指す
■WEB戦略室
物件の掲載と、メンテナンスを実施する
⇒ 反響数の最大化を目指す
上記の通り、賃貸部門を3つに分業し、それぞれが成約数、来店数、反響数に責任を負うという形になっています。
分業化することで各部署を専任化することができ、追及するべき数字が明確化され、より数字に対してコミットしやすくなります。
結果的に各KPI(反響率、反響来店率、来店成約率)を向上させることができます。
なぜ分業を進める必要があるのか
上記で現在の賃貸仲介市場における分業体制の実態をお伝えいたしましたが、そもそもなぜ今分業を進める必要があるのか解説させていただきます。
前回のメルマガでもお伝えいたしましたが、来店してから営業する時代は終わり、来店前にどれだけお客さんと接触し、どんな物件を求められているかを把握する、そして、そのニーズにどれだけのスピード感で応えられるかが重要になってきています。
ですから、従来の営業スタイルですと、来店接客をしながら、写真の掲載、反響対応を実施するわけですが、片手間で実施するスピード感では遅すぎます。また、競合が強いエリアだと当然のように5分以内に返信、電話番号付きのメール反響であれば即時架電を実施しているはずです。
片手間で反響対応、追客をしている間に競合に来店の機会を奪われているわけです。
ですから、来店の機会損出を防ぐために、最速での反響対応と最高頻度の追客を実施する必要があります。そしてそれを実現する為には専任化が必ず必要になってくるわけです。
実際に今回ご登壇いただきますチェック様は、番号付きのメール反響であれば平均1.2分で架電しますし、初回メール反響への営業時間内5分以内での返信率は98%です。結果、メール反響来店率は45%前後を維持されております。
もちろん上記の対応を実現されているチェック様の組織は前段でもお伝えしました通り分業体制で運営されております。
今回のセミナーではそんなチェック様がどのように分業体制を整えて高い反響来店率を維持する仕組みを作ってきたのかをお伝えさせていただきます。
専任体制を整えることが重要だと気づかれている経営者様も多いかと思いますが、実践できていない会社さんが多いはずです。
ぜひ今回のセミナーにご参加いただき、専任化に至るまでのハードルの乗り越え方をチェック様の事例を元にお持ち帰りいただければと思います。
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★第2講座★
株式会社チェッリーシング業績拡大の秘訣
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株式会社 CHECKホールディングス 代表取締役 佐々木 義人 氏
★第3講座★
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株式会社 チェック・リーシング 新田 瑞歩 氏
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明日から実践していただきたいこと
本日の講演内容のポイントをまとめ、 明日から皆様に実践していただきたいことをお伝えします。
株式会社 船井総合研究所 賃貸管理グループ 林建人