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ポータルサイトと並行して活用したいコスパの良い賃貸仲介集客術
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本日も当メールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。
船井総研・原です。
突然ですが、賃貸仲介店舗の「反響数」「来店数」「成約数」はいかがでしょうか?
最近よく、賃貸仲介会社の皆さまからお悩みとして
「ポータルサイトにかかる販促費が年々増している…」というお声をいただくことが多いです。
この背景にあるのが
「販促費をかけても反響数が少ない」「反響数が少ないから反響単価が高くなってしまう」
「反響は取れていてもその後の来店・成約まで繋がらい」
という課題に直面している会社さまが多いのではないでしょうか。
今回は、賃貸仲介の集客コスパ良く・反響数を増やす方法をテーマに
「ポータルサイトと並行して活用したい集客術」のポイントをお伝えいたします。
是非最後までお読み頂けましたら幸いです。
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【今回お伝えしたいこと】
1.コスパ良く反響数を増やす方法のカギは「自社HP活用」
2. 反響獲得できる自社HPのポイント
3.まず今日から取り組むべきこと
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1.コスパ良く反響数を増やす方法のカギは「自社HP活用」
顧客のお部屋探しの動向はコロナの影響から様変わりし、飛び込み来店が減り
メール反響が増えるようになりました。
また今の時代、当たり前のようにスマートフォンでお部屋探しをし、事前にネットにあふれている
物件情報に目を通しているのが前提となっています。
ネットに多くの物件情報を掲載すること
情報の質・鮮度を常に高い状態を保つこと
がより重要になっているので、他社と差別化をはかるために物件掲載に注力しようとした結果
ポータルサイトにかかる販促費が年々増加しているのではないでしょうか。
一つの目安として、「反響単価5,000円」よりも高いのであれば集客コスパの良い
「自社HP」を活用するのを選択肢の一つに入れてみると良いでしょう。
反響獲得が出来る自社HPを作ることで
「反響単価2,000円~3,000円」を実現されている会社さまも出てきております。
2. 反響獲得できる自社HPのポイント
反響獲得できるサイトにするためには
お部屋探しをしている方へのマーケティングストーリーを組むことが重要です。
ここで言うマーケティングストーリーとは
自分がお部屋探しをする立場になったら
「どんなキーワードでネット検索を始めるか?」
「どんなサイトを使いたいか?」
「利便性が高いか?」
「スマホで快適に物件情報を探せるか?」
に着目し、お客様目線でサイトを作ることです。
自社ホームページを作成したものの反響が少ない場合は、
そもそもサイト自体を見られていないかもしれません。
反響獲得ができる自社ホームページは下記のステップをそれぞれ対策しています。
キーワード検索→流入→お部屋探し・サイト回遊→問い合わせ
まずは、Web上で露出度を増やし、サイトに流入してもらうことが必要になってきます。
露出度においては、検索されたときにより上位に表示させる必要があります。
ここはリスティング広告を活用すると良いでしょう。
そしてサイトの回遊からお問い合わせまでの導線設計を見直しましょう。
お問い合わせの種類としては
・物件お問い合わせ
・来店予約
・物件リクエスト
・その他一般的なお問い合わせ
とお問い合わせへの切り口を増やし、ユーザーにとって
「相談しやすい」HPを作っていくことが重要です。
3.まず今日から取り組むべきこと
反響が獲得できるサイトは
①アクセス数が一定数以上ある
②物件量の視える化
③ユーザー目線の問い合わせ導線
④情報の質・鮮度
の4つでほぼ決まります。
まずは自社HPの現状をこの4ステップで確認していくと良いでしょう。
①アクセス数が一定数以上ある
利便性の高いサイトを作っても、アクセスされていないと反響には繋がりません。
まずは自社HPの月間アクセス数を調べてみましょう。
どの媒体から・どのエリアからアクセスがあるのかを調べることで
今後の自社HPの改善にも活かすことが出来ます。
②物件量の視える化
多くの情報の中から選びたいという顧客心理があります。
大前提、競合となるサイトより掲載量を高められることが求められます。
競合サイトの物件量を調査し、地域No.1であることを確認し、
HPのトップでは必ず物件量一番を見える形でアピールしましょう。
③ユーザー目線の問い合わせ導線
問い合わせまでの導線づくりのポイントは2つあります。
・反響数を上げるための問い合わせ導線
⇒ 物件お問い合わせボタン・お探しのお部屋に出会えていない方に向けたフォームの追加
・反響来店率を上げるための問い合わせ導線
⇒ 来店予約ボタンの追加
この2つをを組み合わせることです。
初期費用確認など、温度感の低い問い合わせの導線も作りながら、
温度感の高い顧客には見学予約を直接できるような導線も用意します。
問合せページでの離脱率をチェックし、
問合せのハードルを下げるようなページ構成へシフトすることが必要です。
④情報の質・鮮度
物件掲載の数だけ多くても、写真がなかったり古い情報が載っていると信用を失います。
充実した掲載の内容と、常に最新の情報が載っているようなメンテナンスの体制と合わせて整えていきましょう。
短期的に改善できることから中長期的に改善していく必要がある部分もあります。
また、費用がかからない対策、費用がかかる対策にも分けることができます。
対策を行う際には、優先順位を付けて取り組んで見てください。
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ポータルサイト依存が加速し、掲載コストが上がったとしても代替する集客案がなかった会社様が多い賃貸業界で、自社HPを活用しポータルサイト依存を下げながら反響数を伸ばす方法が分かります。